山に行く
こんばんは。さえやまです。
またも久しぶりの投稿となってしまいました。
本当はもっと高い頻度で投稿がしたいので、時間の作り方などを工夫しないといけないなと反省しています。
さて、みなさんは、山派でしょうか。海派でしょうか。
私はどちらも好きですが、山と即答します。
これには、育った環境によるものかもしれません。
実家が山にほど近い場所なのでなじみがあるのかも。
先日、山に行ってきました。
ただひたすらにゆっくりと過ごし、温泉や森林浴で癒されるためです。
目的地は本当に山の中で、森の香りがプンプンしました。
フィトンチッドの効果
森の香りは、フィトンチッドという成分によるものです。
農林水産省の公式サイトによれば、フィトンチッドとは、"おもに樹木が発散する揮発性物質で、そのおもな成分は、テルペン類とよばれる有機化合物です。本来は樹木が自分自身をまもるために発散するものですが、リフレッシュ、消臭・脱臭、抗菌・防虫など人体やくらしに有益な効用が知られています。”とありました。
早朝に森に面したテラスで朝食をいただいたり、露天温泉に浸かってぼーっとしたり、とにかくフィトンチッドにふれる数日をすごしました。
日々の生活で疲弊したこころと身体が、ゆっくりほぐれていくような感覚でした。
都内でもフィトンチッドにまみれる
普段の生活では、深い森に接する機会があまりありません。
そんなときは、明治神宮を参拝します。
明治神宮は言わずと知れたパワースポットであり、年末年始には参拝客であふれかえる場所ですが、よく知らないまま参拝されていた方も多いのではないでしょうか。
御祭神として、明治天皇とその妃・昭憲皇太后を祭っています。
約70万平方メートルの敷地は、人々が静かに祈りを捧げる「永遠の杜」として、当時の学者により計画が進められました。
全国からの約10万本の献木と約11万人の青年により、本物の自然を再現した”人工の杜”だったのです。びっくりですよね。
以前テレビで見たときはかなり驚きました。
さて、明治神宮の大きな鳥居を入ってすぐ、深い森に包まれて癒された感覚になります。
これが「フィトンチッド」による効果です。
実際に山に行った時のようなフィトンチッドによるリフレッシュ効果とリラックス効果を感じることができます。
パワースポットというのは、寺社仏閣のような神や仏の力だけでなく、森や樹木からパワーを得ることができるのかもしれません。
年末年始は神社にお参りや初詣に行く方も多いのではないでしょうか。
参拝すると、気持ち新たにすがすがしい気持ちになれるのは、フィトンチッドが一役かっているかもしれません。
ではまた。