たむらさちよ

行政機関で「協働コーディネーター」として勤務。得意なマーケティング思考を発揮する。 また、地域のイベントやセミナーに参加したり、 1日店長のカフェを開催するなど、 多角的な視点から地域と関わっている。

たむらさちよ

行政機関で「協働コーディネーター」として勤務。得意なマーケティング思考を発揮する。 また、地域のイベントやセミナーに参加したり、 1日店長のカフェを開催するなど、 多角的な視点から地域と関わっている。

マガジン

  • いちばん身近な協働論

    行政機関で「協働コーディネーター」として、協働プロジェクトに携わった経験から、いちばん現場に近い場所からの協働論をまとめています。

最近の記事

【仕事依頼】場づくり(対話型ファシリテーション)、セミナー登壇、執筆、取材など

▶幸せな協働を広めたい!関わる人たちの意思を大切に、感情を現場のガソリンにして、新たな価値を創造する「協働」が、この世界に広まったなら…! きっと、もっと、平和で幸せな未来になるのではないでしょうか? 「協働」は理想論だけでは進みませんが、それでも、多様な主体が手を取り合う余地を模索していけたら、何かが生まれると思います。 そのような想いで、協働のノウハウを発信しています! 協働に取り組む、以下のような方々のお役に立てれば幸いです。 協働に携わる部署の行政関係者の方

    • 協働に苦しむ経験 ~仕事が影響力を持った時【いちばん身近な協働論】

      今回は、関わる人たちの「感情」を大切にしながら協働に取り組んでいる方々への、微かなエールとなればと思い、執筆します。 周りの人たちの気持ちを汲み取りながら進めて来たはずなのに、結果も出してきたはずなのに、だんだん雲行きが怪しくなる。 「あれ? 私、嫌われている…?どうして?」。 そんな風にもがいた経験と、書籍等も参考に手探りでつかんだことについて、「大丈夫だよ!」というメッセージと共にお届けします!

      ¥300
      • 協働のムーブメント ~「感情」がガソリンとなる現場【いちばん身近な協働論】

        今回は、関わる人たちの「感情」が現場のガソリンとして有効に機能し、大きな協働のムーブメントが巻き起こるようなケースについて、その仕掛けを記述していきたいと思います! 1、「感情」が、協働のムーブメントを巻き起こす!▶自由意思の現場だからこそ、感情が大切 「感情」というと、どこか理性に欠けるもののようで、現場からむしろ排除すべきだと感じる方もいるかと思います。確かに仕事をする上で、感情をグッと堪えて業務にあたることもあるでしょう。 しかし協働の現場というのは、トップダウン

        • 協働と「マーケティング思考」〜相手の視点で発想する方法【いちばん身近な協働論】

          1、協働と「マーケティング思考」の親和性協働とマーケティング思考。一見全く別物のように思えますが、この2つ、実はとても親和性が高いのです。 なぜなら、両者とも、相手の視点を想像し、相手の視点で考えてみるという在り方だからです。マーケティング思考で協働を行うと、本質的な成果に結びつけることができます。 とはいえ、「マーケティングなんて難しそう!」と思う方もいると思います。今回は、誰でもすぐに実践できる「ミニマムマーケティング」について提案していきたいと思います。 2、「マ

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        • いちばん身近な協働論
          10本

        記事

          協働現場で「耳を傾ける」! 〜その大きな効果と難しさ【いちばん身近な協働論】

          今回は、協働現場で「耳を傾ける」ということについて、前半ではその効果について、過去の記事を参照しながらまとめ、後半では、その難しさと対処法の考察を行います。 1、協働で「耳を傾ける」ことの効果異なる主体が同じ目的に向けて協働する時、互いの想いや意見に耳を傾けることは欠かせません。 丁寧に耳を傾けながら協働を進めていくと、どのような効果があるのでしょうか? ▶協働の現場で「相乗効果」が生まれる! 相手に耳を傾け、有意義な対話を重ね、異なる主体同士で協力することによって、相

          協働現場で「耳を傾ける」! 〜その大きな効果と難しさ【いちばん身近な協働論】

          協働プロジェクトの運営方法 ~人を惹きつける「進行感」【いちばん身近な協働論】

          今回は、協働プロジェクトがスタートした後の、運営方法について考えてみたいと思います。 「協働企画の作り方」については、以下の記事をご覧ください。 以前の記事↓ 1、協働の「進行感」という喜び関わる人たちの声に丁寧に耳を傾けて立ち上がった協働企画を、プロジェクトとして運営し、少しずつ育てていく時、そこには目には見えずとも、皆を惹きつける「進行感」が発生します。 「進行感」という概念は、以下の書籍で、全体が前に進んでいくことで発生するものであり、組織のエネルギー源ともなり、一

          協働プロジェクトの運営方法 ~人を惹きつける「進行感」【いちばん身近な協働論】

          協働企画の作り方 ~win-winとなる第3案の着想【いちばん身近な協働論】

          1、異なる意見が出る協働プロジェクト以前の記事で、協働プロジェクトを実施する時には、企画前からさまざまな立場の方々の声に耳を傾け、意見やアイデアを集めながらコーディネートすることが必要だと述べました。 以前の記事↓ ▶異なる意見に収拾がつかなくなるのでは? しかし、異なる立場の主体が、それぞれに異なる意見を口にした時、それらをどうやってすり合わせ、企画に落とし込めば良いのでしょうか? バラバラな意見でカオスになってしまうなら、最初から意見などに耳を傾けず、決定済みの企

          協働企画の作り方 ~win-winとなる第3案の着想【いちばん身近な協働論】

          協働コーディネーターの役割【いちばん身近な協働論】

          1、協働コーディネーターとは立場の異なる主体が、同じ目的や目標に向かって、互いを生かし合いながら取り組んでいくという協働を叶えるために、各種調整を行うのが協働コーディネーターです。 NPO等の各主体の皆さんと協力し、「お声」に耳を傾け、行政の指針と上手く重なり合うように事業(プロジェクト)に反映させていきます。 協働コーディネーターの仕事は、異なるステークホルダー(利害関係者)の間に、虹のような架け橋をつくることと言えます🌈 ▶協働コーディネーターとしての姿勢 良いま

          協働コーディネーターの役割【いちばん身近な協働論】

          「協働」の壁と醍醐味【いちばん身近な協働論】

          1、協働の必要性協働とは、立場の異なる主体(行政・NPO・企業等)が、互いに協力し合いながら、同じ目的に向けて取り組んでいくものです。 一つの主体では解決し得ない課題も、異なる主体が手を取り合えば、解決できる可能性が拓けます✨ 社会や地域の課題を、協働によって解決し、未来を創っていくことが、さまざまな地域で必要とされています。 ですが協働には、大きな壁が立ちはだかっているのも事実であり、一方で協働ならではの醍醐味もあります。 2、協働の壁▶人は「同質性」を好むもの 人

          「協働」の壁と醍醐味【いちばん身近な協働論】

          自己紹介 ~協働コーディネーターです!

          1、協働コーディネーター はじめまして! 私は行政機関で勤務している「協働コーディネーター」です😀(令和6年9月現在) 令和2年度から、NPO等の地域活動団体や、大学生などと一緒に、協働プロジェクトに取り組んできました。 ▶そもそも「協働」とは? 協働とは、立場の異なる人たちが、同じ目的や目標に向かって、互いを生かし合いながら取り組んでくことです。 立場が違うので、一緒に活動していくには、「対話」によって互いを理解することが、とても大切です! ▶なぜ「協働」が必要なの

          自己紹介 ~協働コーディネーターです!