和を求めて、京都②|ホテル カンラ 京都
京都旅行の二日目に宿泊したホテルのこと。
一泊目に宿泊したluxury Hotel SOWAKAの最高な余韻に浸りつつ、
二日目は京都駅の近くにある「ホテル カンラ 京都」へと足を運んだ。
「ホテル カンラ 京都」は、京都駅からも徒歩圏内にある、
モダンな"京まちやスタイル"のホテルである。
京都へ旅行にいくとしたら、泊まってみたいなぁと以前から思っていたホテルだったので、ホテルに着く前からワクワクが止まらない。
ちなみにホテルとの出会いは、Instagramでだった。
Instagram、様様である。
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ザ・カンラスイート(本館)
さて。
今回私が選んだ部屋は、ちょっと豪華に、というか、かなり豪華に
本館にある、ザ・カンラスイートをお願いしていた。
またもや、”今年はずっと夢だった、30歳の誕生日にいくはずだったイタリアに行けなかったから”という言い訳を使ったのである。
約87平米という、3DKの我が家よりも広いスイートルームは、
それはもう、贅沢という言葉以外の、なにものでもない。
とにかく、自分がすごい人なんじゃないかと勘違いしてしまいそうなほど、そこは広かった。
過去に泊まっていたビジネスホテルたちが、4部屋くらい、すっぽりと入ってしまいそうなくらい。
このザ・カンラスイートの部屋は、大まかに3つのスペースに分かれていた。
まずは、入り口から長い廊下を抜けると、
突き当たりに大きな窓に囲まれた小上がりスペース。
そして隣には、小上がりの茶室スペースが広がっていた。
ホテルの部屋の中に茶室のスペースだなんて、なんて粋なのだろう。
とりあえず、畳の上で大の字になってみる。うん。最高に気持ちがいい!
そして茶室の奥には、キングサイズのベッドが二つ並んでいる。
人生初の、キングサイズが二つ並ぶベッドルーム。
どんだけ贅沢な広さなんだよと、にやにやしながら感動したのだけれど
広すぎてどうしていいかわからず、結局すみのほうで寝ていたような気がする。こういうところが、小心者らしい。
そうそう。ベッドルームの奥には、一つ扉があった。
なんだろう?とワクワクしながら扉を開けると、そこには化粧台つきのウォークインクローゼットが用意されていた。
ウォークインクローゼットというより、もう、ちょっとした部屋である。
そういえば、埼玉の実家の私の部屋と対して変わらない広さなのではないだろうか。
ここにたくさんの服をかけて、何泊もこの部屋に泊まることができる大人にいつかなっていたらいいな。
ということで、スイートルームは、とにかく広い。開放感だけで点数をつけるのであれば、もう満点以上のものなのである。
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さて。
突き当たりの小上がりスペースから、
バスルームまでは、また入り口までの長い廊下を通ることになる。
このザ・カンラスイートなんと言っても、バスルームがすごい。
黄金に輝く二つの洗面台。モダンでありながら、すっきりとしたデザインで、両サイドにひかるライトがなんとも可愛らしい。
そして右に進むと、シャワールームと二つのヒバの木の浴槽がある。
一つ目の浴槽は、シャワーのすぐ横の室内に。
そしてもう一つは、半露天風呂になる丸い大きなヒバの木の浴槽が用意されている。
奥にあるスクリーンを開けると、京都の景色を眺めることができるというもの。
この丸いヒバの木の浴槽がとてつもなく広い。
頭を浴槽の淵に預けて足を伸ばしたとしても、十分余裕のある広さなのである。
スイートルームの洗礼に感動しながら、数え切れないほどお風呂に入った。
いつでも入りたいタイミングでこんな素敵な浴槽に入れるだなんて、お風呂好きとしてはこの上ない幸せである。
そして、このバスルームで感動したことがある。
洗面台に用意されていたアメニティである。
ビジネスホテルなどで宿泊する時には、必ずトラベル用のアメニティを持ち歩いているのだけれど、
今回宿泊した二つの京都のホテルには、トラベル用のアメニティが用意されていた。
これはありがたいと、特に期待も何もせずに使ってみたところ、
たちまち肌がツルツルもちもちと、みずみずしくなったのである。
そう。この用意されていた化粧水や乳液が、驚くほど肌に合ってしまった。
いや、これは、何度もお風呂に入った効果で肌の調子がよくなったのかと、一瞬考えてみたのだけれど、やっぱりこのアメニティのおかげだと思う。
このアメニティのおかげで、30歳というとっくに曲がり角をすぎた肌が、完全に肌質が変わったのである。
ということで、早速調べてみたら、キヌードというメーカーの化粧品ということがわかった。
思いがけない体験と出会いに、大きな洗面台の前で1人感謝していた。
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そう言えば、ミニバーの中のものは全て無料でいただけるとのことで、
早速冷蔵庫の中を覗いて驚いた。
ビールが2本も用意されているではないか!そして、梅酒やら日本酒やらも用意されていたのである。
お酒好きとしては、なんともありがたいサービス。
しっかりと残さずいただきました。
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京都には、素敵なホテルがたくさんあった。
一泊目に宿泊したホテルももちろん、候補にいくつもの素敵なホテルがあがってきて、泊まるところを決めるのにかなり悩んだ。
そして、このホテル カンラ 京都に宿泊したことは、正解だった。
抜群にセンスがよくて、おもてなし度の高いホテルだったので、
京都に旅行へ行かれる際には、ぜひおすすめしたいホテルである。