抗酸化物質について調べてみた
水素が最強の抗酸化物質であることを書いてきましたが、他の抗酸化作用のあるものについても調べてみました。
ここでは最凶と言われ、病気の9割の原因とされる悪玉活性酸素ヒドロキシラジカルに対する抗酸化について、書いてみます。
~AIより~
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ヒドロキシラジカルは、体内で発生する活性酸素種(ROS)の一種で、タンパク質や脂質、糖質、核酸などの生体成分を酸化します。ヒドロキシラジカルの前駆体である過酸化水素を消去することが重要です。
β-カロテン
ビタミンAの前駆体(プロビタミンA)で、活性酸素の発生を抑えたり、発生した活性酸素を取り除いたりする働きがあります
ビタミンE
抗酸化作用のほか、細胞内に過酸化脂質が作られるのを抑える働きがあります
ビタミンC
直接的な抗酸化物質として作用し、活性酸素に対して1つの電子を提供することで、安定な状態に還元します
ポリフェノール
植物が光合成を行うときに自身を活性酸素から守るために作り出す物質で、体内に生じた活性酸素を吸収して取り除いたり、活性酸素によって傷つけられた組織を修復したりといった働きをします。
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ビタミンEとポリフェノールの具体的な働きについてさらに調べてみますと・・・
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ヒドロキシラジカルとビタミンEの関係は次のとおりです。
ヒドロキシラジカルによって脂質(LH)から水素ラジカルが引き抜かれると、脂質ラジカル(L・)となります。
脂質ラジカル(L・)は酸素と反応し、脂質ペルオキシルラジカル(LOO・)となります。
脂質ペルオキシルラジカル(LOO・)は他の脂質(LH)と反応して水素を奪い、脂質ヒドロペルオキシド(LOOH)となります。脂質ヒドロペルオキシドは過酸化脂質と呼ばれます。
ビタミンEは細胞膜に多く含まれる不飽和脂肪酸が酸化して有害な過酸化脂質に変わるのを防ぎます。
ビタミンEは、脂質の代わりに酸化することで、過酸化脂質の増加を防ぎます。
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うーん、よくわかりません(苦笑)
さらに調べると化学式だらけの論文が出てきて、どんどん訳が分からなくなってきます・・・
ポリフェノールについては、具体的なメカニズムはまだ判明していないみたいでした。
ものすごく雑な理解ですが、ざっくりいうと、
・ビタミンA(ベータカロチン)は、ヒドロキシラジカルの前身となる活性酸素を抑える
・ビタミンEは脂質の代わりに酸化されることで、次々に起こる酸化の連鎖を防ぐ
・ビタミンCはヒドロキシラジカルの攻撃性を奪う
・ポリフェノールはよくわからんが抗酸化の働きをすることが認められている
ということみたいです。
上記のものが身体によいからと言って、ビタミンAやビタミンEは過剰摂取の害もあります。また、”酸化防止には〇〇を摂れ!”といった情報をよく目にしますが、栄養の吸収にはその他の栄養素との関連性や個人差もありますので、なにか一つを摂っていれば大丈夫、ということにはなりません。
サプリなどで特定の栄養素を極端に摂るよりもバランスの良い食事を普段から心がけていれば、それなりのサビ対策になるのかと思います。
ちなみにですが、身内で80代半ばで持病ゼロの人がいます。
好きな飲み物は水とコーヒー。好き嫌いなく肉魚野菜果物を摂り、特にトマト、納豆は大好きで、おなかがすいたときにはおやつ代わりにも食べています。本人は栄養素などは全く意識しておらず、たまたま好きなものが身体によいものだったという感覚だそうです。
ではどんな人が、食生活を整える以外のサビ活を積極的にした方がいいのか?
それはまた次に・・・