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台北アフタースクール
20240729@シネマート新宿
同じ学習塾で日々を過ごす仲間との友情や恋愛を描いたストーリー。
以前別の映画を観たときにフライヤーを見かけて、BL映画化かと本作をホイホイ観るに至ったわけだけど、あくまでも単に青春映画という感じ。
ネタバレあり
性転換を決意した彼が父親と向き合うシーンはグッとくるものはあった。いじめられていた過去もあったようで、いつでも寛容な母親の姿も印象的だった。
対して
2022年武満徹作曲賞本選演奏会
20220529@東京オペラシティ コンサートホール
1
奇祭の奇妙さの空気感が十分にあった。バルトーク的な土俗的なリズムのパートはとても好き。
特に打楽器だけど、ホールの音響のせいか座席のせいか、管と弦との解離が少しあったように思う。面白そうな音響が次々にあらわれるんだけど、そのどれもが少し消化不良に終えた感があり、セクションの羅列感が否めないかも。
テーマとしては面白くて表現しようとしている
HEART STOPPER
20220508@Netflix
Twitterで話題になっていて気になっていたので一気見した。
"秘密の関係"
なぜ秘密にするのか、しなければならないのか。
カミングアウトしたら周りの反応が変わってしまったという、タラとダーシーの関係。わざわざ公にしないまでも、隠すことはしないとうスタンス。
大切な人には伝えたいというニック。
ゲイを公言しているチャーリーに対して、ハリーのようにあからさまな
ユージーン・スタジオ 新しい海 EUGENE STUDIO After the rainbow
20220111@東京都現代美術館
同日、クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]の後に鑑賞。さっきのマークレー展比較しながら考えていた。
多くを解説されてしまうと一方向にしか意識が向かなくなってしまう。マークレーは音楽と美術との間での翻訳を作品としているけれど、美術→言葉への直接的な翻訳もとても難しいな。音楽も美術作品も、鑑賞される時って、何も無いまっさらな状態で突発的に鑑
クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]
20220111@東京都現代美術館
まず初めに目にするのは【リサイクル工場のためのプロジェクト】。廃棄扱いとなったPCのモニタ自身がスクラップされる様子を映し出し、10数台が円形に配置されている。それぞれ異なる周期で映像が再生され、それぞれの音声がランダムに絡み合って偶然性を伴ったサウンドを鳴らしている。モニタ最後の役目が自身の死を映し出すことで、生と死を感じさせるような儚さや、皮肉めいた表現と