HaNa-エッセイ

旅やライフスタイル✍️エッセイ 30以上の国と地域。10代から20代にかけオーストラリア🇦🇺その後約半年間のバックパッカー生活。現在は東京🗼✨ https://twitter.com/S____Hana

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最近の記事

【海外に行くだけじゃ英語は上手くならないけど◯◯を意識すれば大丈夫】

私、20歳前後までまったく英語が喋られなかったのですが、有難いことに今ではネイティブから海外で生まれ育ったのねと、間違えられるときもあるほどになれました。 それを可能にしたのは、なるべく英語を喋らなければいけない環境に身を置き、それにこだわり続けてきたからだと思っています。 海外暮らしをしたことがある人ならわかってくれると思うのだけど、英語を喋りたいなら海外へ行くのが1番の近道だというのは◎、でも、海外に住んだら喋れるようになるのは✖️だと思っています。 海外で生活して

    • 【外国人と日本人 「約束」の違いについて】

      前回の【走りながら考える欧米: 外資系企業のリアルな日常】の続きです。 さて、日本では一度目標設定するとそれを達成することに注力しすぎて、そもそもなぜその目標を立てたのか、到着すべき最終地点が忘れられがちと言うことを書きました。 今回はもっと人対人に落とし込んで書きたいなと思っての続きです。 海外に住み、外資で働き、外国の方々と付き合うようになって15年近く経ちました。その中で気づいたことがあります。 例えばなんですが、外国人の友人と会う約束をしていた場合、彼らは少し

      • 【走りながら考える欧米: 外資系企業のリアルな日常】

        アメリカの企業で働いている現在、国境を超えたオンライン会議が頻繁に行われる。 そんな中、きのう同僚がこんなことをつぶやいた。 「外資に入ってみて思ったけど、海外の人って新しいこと始めるとき物事をギチギチに決めたりしないこと多いよね?」 私たちが働くチームは何ヵ国にも展開されている。アメリカやオーストラリアと繋いだ会議が行われ、年間目標が発表された。そしてその後に質疑応答も。 日本チームからの質問は、今回に限らずわりと細かい点をつくことが多い気がする。 国民性とも言え

        • 【人生を変えるのは1年で十分】渡豪後できた友達がスターになった話

          その人と出会ったのは渡豪してすぐの2008年。 場所は、英語が喋れなくて友達ができなかった私を見て近所の子が連れて行ってくれたゴールドコーストの教会でした。 私自身、特にクリスチャンというわけではなかったけれど、初めて現地の同い年くらいの子たちと知り合えて、わくわくしたのを覚えています。 で、その友達というのがその時に気さくに話しかけてくれたうちの1人、スタンでした。 歌うことが大好きな彼は、どこへ行くにもギターを持ち歩いては歌の練習をし、毎週末教会で歌っていました。

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        • 日本の常識は世界のヒジョーシキ
          5本

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          映画レビュー: まだスカイツリーがない頃の東京『ロスト・イン・トランスレーション』その②

          昨日書いた『ロスト・イン・トランスレーション』の感想その①のつづき。どうして約10年ぶりに観たくなったかというと…… 最近の自分の「心境」と初めて映画を観た時に感じた東京の街の「印象」が交差したからだった。 まずはじめにいうと、実は最近までずっと実家に帰っていた。 緊急事態宣言が始まる前、本当に久しぶりに戻った実家に(リモートワークの恩恵を受けて)約一ヶ月滞在した。 今までならそんなことはできなかった。社会人になってから忙しない日々を過ごして、帰省といえば飛行機に乗ら

          映画レビュー: まだスカイツリーがない頃の東京『ロスト・イン・トランスレーション』その②

          映画レビュー: まだスカイツリーがない頃の東京『ロスト・イン・トランスレーション』その①

          まったくの異国からきた外国人視点で描かれ、低予算と短期間の撮影ながら大成功を収めた映画。 『ロスト・イン・トランスレーション』 2004年のアカデミー賞で脚本賞を受賞したこともあり、特に海外では広く知られています。 外国人視点から見た日本というのはもちろんのこと、この映画は他の点でも観ていて楽しくて。 制作されてほぼ20年経った今なら尚更かもしれない。 映るのはITバブルが過ぎた2000年代初頭の東京。撮影された当時の街は、今とは少し異なって「懐かしい」とさえ感じる

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          映画レビュー: 自分本当にミレニアル世代なの?と完全に疑った実話を元にした作品

          映画やドキュメンタリーが大好きで年間を通すと結構観ているので、備忘録も含め書いていこうかなと思います。 評論家さんたちのような知識とかはないのであくまで純粋な感想として(笑) ちなみに以下の要素を注入予定。 ●ミレアル世代の視点 ●海外経験 さて、さっそくですが記念すべき初となるのはタイトルにある『黒い司法 0%の奇跡』です。 アメリカ・アラバマ州で80年代から90年代、実際に起きた不当な裁判に 関する実話が映画化されたもの。 私、88年生まれ(日本の年号だと同級

          映画レビュー: 自分本当にミレニアル世代なの?と完全に疑った実話を元にした作品

          【彼女やめるわ。冷たくなった恋の終わり】

          「彼女やめるわ」最近心からそう思った出来事があった。 はじめに、これは個人の価値観だけど、私は基本的に合わなかったら別れればいいという安易な考えは好きじゃなく。 そもそも人間、自分と合う人はそうそういないわけだし(いるにはいるだろうけどいたらラッキー!くらい)、惹かれる部分がちゃんとあったからこそ互いに付き合うことになったわけで。 だから、ひとつふたつ嫌なことがあったらくらいで「合わない!」と切り捨てるのは嫌なのだ。向き合いたいのだ。 でもいくら自分が向き合おうとして

          【彼女やめるわ。冷たくなった恋の終わり】

          【目の前に手を出されたからお金をあげただけ】

          日本にいると募金とかに疎くなる。募金は例えであって、言いたいことは「助けが必要な人たちに手を差し伸べる」ということについて。 「機会があれば」なんて言いながら、結局は行くところ行くところ目に入る欲しいものや食べたいものに気がいって、スマホを手にしては綺麗な景色の写真を眺め、次の旅行先について思いを巡らせることに誰もが忙しい気がしてならない。 とにかく日本にいると、いとも簡単に「自分中心ループ」にハマっていまうのです。 でも、貧富の差が激しい国、インドネシアの人たちは違い

          【目の前に手を出されたからお金をあげただけ】

          【笑わない日をつくるとだいぶラクに生きられるというお話】

          タイトルから連想しにくいかもですが、オーストラリアでの体験を元にしたお話🐨🇦🇺 以前、4年ほどオーストラリアに住んでいた時期があった。 その期間で学んだことは数えきれないけれど、あえて挙げるとすれば…… 「笑いたくないときは笑わなくていい!」ということ。個人的にこれはかなりの人にオススメしたい。 こんなこと言っているけれど、昔の私はミスユニバースのランウェイを永遠と歩いてるんじゃないかと思うほど人前でいつもニコニコしていた。 周囲に、明るい、ポジティブといったイメー

          【笑わない日をつくるとだいぶラクに生きられるというお話】

          【イタリアで行った一番忘れられないピザ屋さん🍕】

          その日私は、40度近くなった炎天下の中、ローマの街を散策していた。膝上15cmはある涼しげなキャミワンピを着ていたのに、途中、日陰で座り込むほどの暑さだった。 それでも、旅してるからにはローカルらしいものに触れたいと私は歩き続けていた。 辿り着いたのは街の中心部から外れたローカルのピザ屋さんだった。 空腹のお腹をさすりながら中に入ると、カジュアルな普段着を着たカップルやお腹がでた威勢のいいイタリアおじさんたちしかいなかった。 おじさんたちは店のおばさんを「マンマ」と呼

          【イタリアで行った一番忘れられないピザ屋さん🍕】