映画レビュー: 自分本当にミレニアル世代なの?と完全に疑った実話を元にした作品
映画やドキュメンタリーが大好きで年間を通すと結構観ているので、備忘録も含め書いていこうかなと思います。
評論家さんたちのような知識とかはないのであくまで純粋な感想として(笑)
ちなみに以下の要素を注入予定。
●ミレアル世代の視点
●海外経験
さて、さっそくですが記念すべき初となるのはタイトルにある『黒い司法 0%の奇跡』です。
アメリカ・アラバマ州で80年代から90年代、実際に起きた不当な裁判に
関する実話が映画化されたもの。
私、88年生まれ(日本の年号だと同級生に昭和と平成が入り混じる世代)なんですが、88といえばまだベルリンの壁の崩壊前。日本はバブル景気真っ只中、と、今の世の中とはずいぶんかけ離れた時代なんですが……
ただ、私としては赤ちゃんの時はもちろん記憶もないんで、物心つくた頃の時代を自分の“正しい子ども時代”とすると、すでに世の中にはパソコンが普及され始めていたし、結構デジタル化されていて、海外の映画も手軽にDVD見れたし、ケーブルテレビで海外チャンネルも見れた時代でして。その印象からすると、少なくとも黒人が酷く差別されていた記憶があまりなかったんです(まぁ、子どもが目にするものはたかが知れているのでそりゃそうなんだけど(^◇^;))
たがらこそ、この映画はかなりショックな部分が多く。。何かというと、黒人への扱いがとにかくひどくて……えっえっ!?となる事実が満載です。しかも自分が生まれた前後の年にこんなことあったの?って視点で見るので、さらにエグすぎない!?って思ったわけで。
去年、ジョージ・フロイドさんの一件がありBLM運動が盛んになった頃ネットに多くアップされていたので見たけど、黒人社会では今でも親から子にコミュニティ独自の身の守り方をしつけとして教えているんだとか。。
昔から、黒人というだけでアメリカ社会では無実でも疑いをかけられたりトラブルに巻きこまれる可能性が高くなる。
だから黒人のお父さんやお母さんさんはあの国で「黒人として生きるというのはどうゆうことか。その上でどうしていけばいいのか」を子どもたちに幼い頃から徹底的に教え込むのだ。
この映画はまさにその理由を映し出していました。
物心つく頃にはアメリカの大統領がオバマでした、みたいなZ世代には余計にショックなんじゃないかな……!?
ってか、80、90年代ってついこの前じゃん……みたいな。ついこの前まで黒人の人ってこんな酷い扱い受けてたの!?
無実のトラブルに巻き込まれてもロクに弁護もされなくて、ひいては死刑にまでなってたの?って……。
いやぁ震えが止まらないですね。
何が自由の国アメリカだよ!!!
不自由な国って言えよ!みたいな(ぜぇはぁ)
ただ、タイトルからわかるように大どんでん返しがラストにあるし、中盤で涙のシーンもあるのでノンフィクション好きな方にはかなり満足度は高い作品です。
こんな感じで感想終わっていいのかな?笑
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