見るだけ、聞くだけ、勉強するだけだとすぐに忘れてしまう
本を読むことは好きでも、本の内容を話すことは苦手だったたつやです。
今回は、インプットも大事だけどアウトプットも大事という話をしようと思います。
みなさんは、本を読んだり、動画を見たり、人の話を聞いたり、勉強したり、そんなインプットは好きですか?
僕は好きです。
紅茶とかコーヒー片手に読書してる時間、めちゃくちゃ幸せです。
Youtubeとかで勉強するのもけっこう好きで、そもそも新しいことを知るのが好きなんですよね。
知識欲が満たされるというか、とにかく知らなかったことを知るのが好きなんです。
もちろん、興味のないジャンルとかもあるし、そんな時はただ眠くなります(笑)
興味ないって思うと、頭は完全に受け付けない状態なんですよね。
無理やり勉強したり本を読んだりするのがダメなのは、こういう部分が影響しているんでしょうね。
こういう、本を読んだり勉強したりっていうインプットが大事なのは言うまでもありません。
そもそも知ってるかどうかという部分は、知識として情報をインプットしたことがあるかどうかに直結しますからね。
ただ、情報をインプットし続けるだけでもダメなんですよ。
どんなに情報を頭に詰め込んでも、人はかなりの確率で忘れます。
ただ情報を詰め込むだけだと、1か月で8割近くは忘れると言っても過言ではないんです。
エビングハウスの忘却曲線っていうのがあって、人は20分後には42%は忘れるって言われているんです。
1日後には66%、1か月後には79%も忘れます。
つまり、情報を詰め込むだけだとわずか1か月で8割近くも忘れちゃうんです。
2か月後、半年後、1年後とか考えると、もはや全然覚えていない、みたいな状況にもなりかねません。
せっかく時間使ってインプットしたのに、それじゃもったいなくないですか?
もちろん、娯楽のためのインプットならその限りじゃないですけど、どうせなら覚えておきたいじゃないですか。
そこで大事になってくるのが、アウトプットです。
学んだ内容をノートに書き出すのでもいいし、人に話すのでもいいです。
とにかく、頭にある情報を外に吐き出すことが大事なんです。
ノートにまとめるのでも、人に話すのでも、どっちも文字や言葉にしようとしたときに頭の中で考えるんですよね。
ただ通り過ぎるだけだった情報が、頭の中で整理されるんです。
インプットするだけよりも、記憶に残るのは当然ですよね。
さっき書いたエビングハウスの話には続きがあって、忘却曲線の研究は、単に忘れることに対する言及じゃないんです。
人は、忘れたものでも、一度インプットした情報を再学習(アウトプット)すると、1回目よりも44%記憶の定着が進むそうです。約1.5倍です!
だったら、忘れる前にアウトプットしたら、もっと忘れにくくなるってことです。
当たり前のことを言ってますが、頭で分かっていてもただただ勉強するだけ、インプットするだけの人が多すぎます。
インプットが大事、アウトプットが大事。
どっちも正解です。
どっちが上とかでもなくて、そもそも役割が違うので、どちらもバランスよく取り入れて、自分にとって最良の状態に近付けていきたいですね。
ということで、本日のまとめです。
色んなインプット方法がありますが、インプットするだけだとすごい勢いで忘れていきます。
記憶の定着のためにも、インプットしたものをアウトプットする必要があるんです。
それは、書き出すのでもいいし、言葉にするのでもいいです。
とにかく、頭の中を通り過ぎるだけだった情報に対して、アウトプットしようと頭で情報を切り分けて整理するようになるのが目的なんです。
アウトプットしても忘れるものは忘れますが、インプットするだけに比べたら全然効果が違いますので、ぜひ試してみてください。
ほんと、読んだ本の感想を言い合うだけでも十分なアウトプットになるので。
読んで満足って気持ちも分かりますが、せっかくならより多くの情報を、より長く覚えていたいですからね。
忘れるのは仕方ないので、その中で出来ることをやっていきましょう!
今回は、ありきたりではありますが、インプットだけじゃなくてアウトプットも大切だという話をお話させていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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