向き不向きはその人のスキルだけの話ではない
得意不得意、向き不向きは自分が思う視点以外にもたくさんあるだろうと感じているたつやです。
今回は、スキル云々の前に、性別や年齢もひとつの能力として向き不向きがあると再認識した話をしようと思います。
当たり前と言えば当たり前ですが、会話ひとつにしても向き不向きありますよね。
それは、話すのが得意だとか苦手だとかの話じゃなくて、もっと根源的な話です。
例えば、営業相手が40代の男性だったら、きっと20代~40代の女性の方がコミュニケーションがスムーズに進むと思いませんか。
逆に、60代くらいの頑固そうな男性なら、きっと50代後半~60代の役職のある男性の方が話を聞いてもらいやすいです。
後者については、男尊女卑や年功序列的な考え方が根強いから、女性や若い男性はなめられるんですよね。
(あくまで僕の実体験からの分析なので、これに限った話ではないです。違う人ももちろんいます)
実際、話すのがめちゃくちゃ上手くてコミュニケーションお化けみたいな女性社員がいたんですが、とある頑固おやじには全く話を聞いてもらえませんでした。
口を開けばクレーム紛いなことを言われ、完全にその女性社員を下に見た発言が多く、正直聞いていられないような感じだったんですよね。
でも、50代の男性役職者が話をしに行ったら、めちゃくちゃスムーズに話が進んだんです。
揉めることもなく、相手もその人を尊重している感じがすぐに伝わってきました。
あれですかね、強いものには従い、弱い者には強く出るタイプ(笑)
まぁ、体感的にはその女性社員も気に入られている感じで、どちらかというと好きだからいじめてくるような感じでした。
でも、仕事としてはそれじゃあ進みませんからね。
向き不向きで言うと、その女性社員は頑固おやじの相手は向いてなかったわけです。
スキルは申し分ないのに、です。
僕なら、そもそもメンタルに大ダメージを負ってるでしょうし、相手になめられまくりで全然ダメでしょうね(笑)
向いてないし、スキルも無いのでダメダメです(笑)
イメージとしては、得手不得手はスキルの話。
向き不向きは人としての話だと思ってます。
だから、向いてないなぁと思っても、自分の能力を責める必要ってないんですよね。
そもそも合ってないだけで、自分自身に非が無いのが向き不向きなんです。
まぁ、僕の解釈ですけどね(笑)
僕自身が、向いてないなぁって落ち込むことが多かったので、この事例はけっこう自分自身勇気をもらえたんですよ。
完全に解釈が変わっただけですけど、なんか自分自身が悪いわけじゃないんだなって思えたんです。
自分の視点が変わる時って、きっかけ一つで変わったりするのが面白いですね。
ということで、本日のまとめです。
自分に向いていないことでも、それは自分自身が劣っているから向いていないわけではありません。
どうすることもできないレベルで向いていないことだったり、そもそもの相性の話だったりがほとんどです。
だから、向いていなくても落ち込む必要なんてないんです。
自分がどうにか出来ることは、得意不得意の話なので、自分の得意をどんどん磨いて、自分に向いていることでその得意を活かすことが一番ハッピーってことですね!
得意で向いていることにはなかなか出会いませんが、地道に探しながら、向いていないことに対しては自分を責めないことが大事です。
その向き不向きの自己否定や自己嫌悪がかなり弱まったのが、僕にとっては今回の話の出来事だったんですよ。
きっかけは色々あるでしょうけど、些細なことでも自己否定が弱まる良い例だなと思って今回この話をしてみました。
自分の腑に落ちることじゃないと、なかなかスッキリしないかもしれませんが、小さなきっかけでも突然自分の中の納得感が得られることもあるので、地道に進んでいきたいですね。
今回は、僕が営業の仕事をやっていた時に感じた、得意不得意じゃなくて向き不向きで自己否定する必要はないという話をさせていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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