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「季節外れの花火大会」(思い出の積み重ね)

皆さん、おはようございます。
ryukoです。

昨晩は、私の町の花火大会でした。
数年前までは子どもたちやきょうだいが来て
BBQした後に団地の敷地から
眺めていました。

子どもも大きくなり
きょうだいも来なくなって
今年は、旦那ちゃんと2人で
見たんですよ。

      …思い出がたくさん…

      コロナで中止が続き
     昨年から再開した花火大会。

   昔は38000発も上がっていた花火は
        今年5000発…。

    それでも一時間くらいかけて
     ポツン・ポツンと上がり
  フィナーレでドドドンと盛大に上がった。

    開催時期が今年は遅かったので
        夜は冷えた。
   今シーズン初のジャンパーを羽織って
     椅子に座り…。2人並んで…。

   いや~、花火って進化するんだね。
  初めて見るデザインの花火が多かった。

   一玉にいろんな色が入っていたり
  変わった形の花火など趣向が新しかった。

  それでも昔ながらの大玉にみる安定感。

    まだ子どもが小さかった頃は
    子どもの手を引き人込みの中
        見上げた空…。
   帰りの車の渋滞で車内では子どもの
  「おしっこピンチ」とも戦った。(笑)

    二番目の旦那が生きていた頃は
  駐車場から見える家に住んでいたから
       車の中を広くして
   手作りの野菜スティックや唐揚げを
   持ち込み…ビールを2人で飲みながら…。

     この家に引っ越してからは
   労力なく人込みに紛れることもなく
      悠々と高みの見物。

   花火大会には数々の思い出がある。

   上がる形は違えど、花火を見ていると
     ブワ~ッと思い出が渦巻く。

    今年は旦那ちゃんと静かに見た。
  これも思い出の一つに刻まれたのだろう。

      激動の人生だったが
      静かに花火を見る…
   そんな時代がやって来たのだと
      少し寂しくもあり
    大人になったような気持ちだ。

  (もう、おばちゃんの年齢だけどね)

  別に花火がこの歳で恋しいわけじゃない。
     それでも花火を見ることは
  思い出を振り返るタイミングでもあるのだ。

   一番、思い出に残っているのは…。
     二番目の旦那が死んで…
      初めての花火大会。

    一人で見上げた空の花火は
      綺麗で…切なくて…
     昨年まで一緒に見ていた
     旦那を思い出して…泣いた。

     あまりにも綺麗だから
    胸が痛くて…声をあげて泣いた。
    それでも空に咲いては消えていく
      花火を見ているうちに…
       泣き笑いしていた。

       前に進まなきゃ…。

      そう決意したなあ…。

    まさか、三度目の結婚をしている
    そんな未来が自分に訪れるなんて
     予想もしていなかった時代。

    あの日見た花火が一番印象深い。

    だから、今年の花火が一段と
    輝いて見えるのかもしれない。

    現旦那ちゃんと2人で穏やかに
     「寒いね」っていいながら
        花火を見つつ…

  「過去の探訪」に繰り出していた時間は
  その最中にも新しい歴史を作っているのだと
         実感した。

   今年の花火もそろそろ終わりかな…。
    寒いから帰ろうかと家に入った。

        ( ゚Д゚)!!

   ドドドン・バリバリ・ドンドンドン

     あれ? フィナーレだ。
      見過ごした!(笑)
  一番の見どころは家の中で音だけ聞いた。

     残念なり無念なり…(-“-)

   でも…だって…寒かったんだもん!

   旦那ちゃんと家の中から音だけ聞いた
       フィナーレだが…
   こんな年があってもよかろうかな…。
         ( *´艸`)


 思い出が詰まっている中には
 他のエピソードもたくさんあります。(笑)
 季節行事にはそれらを思い出す
 タイミングになりますね。

 あ!…そういえば…。
 中学生の頃に作った短歌を思い出しました。

 「あの恋は 花火のように 艶やかに
      激しく咲いて 儚く散った」

 なぜか覚えているものですね…。

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