見出し画像

「盆踊り…残したい」(浴衣の帯も力作)

皆さん、おはようございます。
ryukoです。

昨年は大雨で急遽中止になった
地元の盆踊りが先日ありました。

はてさて、これも何年ぶりでしょうか。
盆踊り…どんなだったか忘れているところも
あるけど、歌を聞けば踊れるかしら?

     
      …口伝者を目指して…

      夜…天気が崩れるかも…
     でもとりあえず浴衣の準備。

   うちの長男の嫁は私の浴衣を着る…。
         (;^ω^)
      もう、浴衣をあげた…
    と言っても過言でない。(笑)

   姪っ子や従妹…嫁にも着付けるから
       夕方から始動する。

     姪っ子はこの日の為に
    浴衣を買ってもらったそうだ。

       初浴衣! (゚∀゚)
   せっかくだから、可愛く着たいね!

   帝王(父)が口説く(歌う)曲だけは
   呼び出されて口説きと踊りを合わせる
        練習したから…
      お互いの健闘を祈ろう!

 というのも…きちんと踊りを把握できていない
      そんな世代になってきた。

  うちの地域は、大昔は全国の盆踊り大会で
    優勝したこともあるほど有名だった。
       だから子どもの頃は
     指導者が練習でも厳しかった。
    (今は亡くなっている方々…)

    なかでも踊りの指導者は私が
     日舞を習っていた先生。

    稽古中に盆踊りの練習もやった…
         (;一_一)

      人生の先輩方も何となく
    踊っている人ばかりになった今。

  ポイントを知っているのは私だけだろう。
    だから帝王に呼ばれるんだけどね。

   数年前まで間違って踊っている人が多くて
     私一人が変にみんなと合わず
        間違っていると
   思われるような場面が多々あったのよ!!
          ( ;∀;)

      私が合ってるんだよ!!
      みんなが間違ってるよ!!
        私を見て!!!

     なんて何度も思った。(;´∀`)
   楽しかったらいいじゃないって声も
     聞こえてきそうだが…(笑)

   思い出すのは「盆踊り」に燃えていた
      指導者たちの「思い」
  その人たちの気持ちを引き継ぎたいんだ。

    そうでなかったら無くなっちゃう…。
     お盆って先祖だけではなくて
   亡くなった方にも思いを馳せるよね?

   だから私は、未来に残したい「形」を
       大事にしたいのさ。


        さて、浴衣だが…
    従妹は口説くからやぐらにあがるの。
     ちょっと華やかにしてあげたい。
        年齢を考えると…
     落ち着いた感じがいいかなあ。

ひだを多くとったお太鼓のアレンジ

        その娘は高校生。
  性格から見てフリフリって感じじゃないから
      少し大人要素を加えて…。

と…思ったが可愛らしい感じにした(笑)

     姪っ子は女の子って感じだから
       リボンテイストで…。
    作り帯だったから兵児帯でアレンジ

バラ🌹…に見える?

       嫁は…私に似てるから…
   私が好きな結び方なら…いっか!(笑)

ナナメのリボンがポイント

      汗ダーダー…たらしながら
       着せましたよ。(笑)

        素人ですけどね…。

      では、参りましょう!!


          …あれ?
    数年前よりも1/5人数しかいない…。
        廃れたもんだ…。

        飲食もない。
        花火もない。
        人もいない…。

        でも、踊る!
    昔の人の気持ちをおんぶして!!

        それがよー!
       今年も予想通り
     みんなと合わなかった!
          (/_;)

     一人だけ…ズレて踊った…。
     悲しかった。もういや…
     来年から踊らんって思った…。

         そしたら…
         休憩時間…

    長老たちから声をかけられた。
    「さすがryukoちゃんじゃね」
 「あー!一人うまいと思ったらryukoちゃん!」
    「間違ってないよ。あってる!」

      みんなとズレているのに
    わかる人にはわかってもらえた…。
         嬉しかった…。

     伝統は口伝な部分もある。

    体で覚えたリズムやタイミング。

      帝王は…メトロノーム?
         …を買って
    リズムを一定に保とうとした。
    しかし、リズムが合うだけでは
       踊りと合わない。

     音楽の先生のところにも
      帝王は相談に行った。
   「リズムだけでは…合いませんね…」
      そう言われたらしい。

       どう考えても…
    昔の指導者たちはこの微妙な間を
    その時その時で合わせていたのだ。

       難しいな…口伝…

        帝王も私も…
   その伝達者の後任を引き受けたい…。
      でも、わからん!(笑)

        ということで
    1年かけて研究することとなった。
         (;一_一)

     今のままでは誰もわからない
       「盆踊り」の一部。
    伝統を残すために頑張ってみよう。


 年々、参加人数も減り
 規模も小さくなっていますが
 消えてほしくない
 そう思うんです。

 途中やっぱり雨も降り一時中断もしましたが
 無事に終わりました。

 盆踊りを少し違った角度で
 考えた今年はもう伝達者…に向けて
 成長しているのかもしれません。

 浴衣を着せることも
 楽しい私はみんなの喜ぶ顔が
 大好きです。
  ( *´艸`)

 来年は、みんなが踊りを合わせて
 達成感を味わいたいなと
 改めて感じた日でした。


  P.S
   踊りながら…
   昔の指導者を思い浮かべていると
   声が聞こえるような気がした。
  「ryukoちゃん…自信を持って踊りなさい」
   …と…

踊るryuko

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?