バルネ・ウィラン『フレンチバラッズ』
このCDは欲しくて欲しくてたまらなかった。
自分が高校生の時は、まだインターネットも発達しておらず、欲しいCDは、足しげく中古CD屋に通って、探し出すしかなかった。店員さんに「今度入荷したら教えて」ということもできただろうが、もちろんそんな度胸もなく。結局これを入手したのは大人になってからである。
期待通りだったかというと、うーん、そうではない。「パリの空の下」とか「枯葉」とか大スタンダードを取り上げているにもかかわらず、そのテーマをかなりコネコネとこねくり回した演奏となっている。いうなれば、演奏主体の演奏といえようか。 #スタン・ゲッツ の『プレイズ』のような演奏といえば通じるだろうか。
もちろん、その演奏スタイルが悪いわけではないのだけれど、不十分な印象を与えるのがよくない。 #ミシェル・グレイエ というピアニストも、いいピアニストのはずなのだけれど、どうも #バルネ・ウィラン とのコンビネーションはまだ成熟しきってないように思われ、顔を見合わせながら合わせているようなぎこちなさがあり、十分なシナジー効果が生まれていないように感じられた。録音は柔らかく美しい。
人には勧められないけれど、ファンとしては、「調子の出てないバルネ盤」として楽しめるのです。
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