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懐古する日は未来に待っている。(街歩きシリーズ2:東京都町田市忠生)

今日は東京都町田市周辺の仮想街歩きをしてみる。「仮想」とは、これは1日に巡った事実がある訳ではなく、写真フォルダに残っている散歩の履歴を組み合わせてみた1日を指している。

町田の特に「木曽」あたり、「忠生」あたり、等と言われてもピンと来る人がどれだけいるのかわからない。基本的にはバスでしか行けないエリアである。午前中もしくはお昼過ぎから散歩を始めてみる。


良い感じのパン屋さんを見つけた。今度お腹がすいている時に来てみようと思いつつ、なかなかその機会はやってこない。

この公園には露頭が見える。横浜線の古淵駅の方にある関東ローム層の露頭ときっと同じだろう。源流が横を流れているのだが、この流れによって切り取られたのだろうか。それとも両側の崖の間を水が流れ出したのだろうか。源流って山から来るもの?ちょっとわからなくなってきた。

ランチ「四季」のビーフシチュー

基本的にチェーン店に入ることが多いが、特段気になる店には勇気を出して入ってみることがある。主にカフェかラーメン屋。気になったらステーキハウスやうどん屋にも行ってみる。

「四季」はCafeと言う肩書きだが、ビーフシチューがメインのお店。いわゆるコース料理の最後に出てくるような満足感あるメニューだ。ご主人の足が悪いようで、カウンターに自分で料理を取りに行くスタイルだ。これが小さな店の中でちょっとした主導権を与えられている感じで、不思議な感覚である。

この辺りは桜美林大学があり、学生がよく来るとご主人がおっしゃっていた。静かな店内で、自分がしている一つ一つの動作や、ご主人の料理の動作(食器の種類とか)にも集中力が芽生えてくる不思議な感覚が味わえる。


忠生公園の橋桁

「四季」から少し歩くと忠生公園に辿り着く。

ご老人達中心に散歩する人が多数いる。「自然観察園」は16:30に閉まってしまうので、お昼過ぎの時間に来るのがベストだろう。

僕が好きなのは忠生公園の最北端、この大きな橋桁が見上げられるスポット。

これは町田の高低差をど迫力で見せられるスポットである。高速道路でもあったかな?と長いこと思っていたが、住んでいればこのあたりに高速道路がないことは当然わかる。

上から見るとこんな感じ


付近には「1000円ガチャ」もあった。是非お探し頂きたい。

モヤさま待ち


夜は付近の人気店「あらかると」

少し早い時間でも、お腹が空いていたら是非「あらかると」を訪ねてみて欲しい。ガーリックと醤油が効いた、パンチのあるハンバーグを楽しめる。チェーン店とも地元の小さな店とも違う、親やすい雰囲気で食事を楽しめる。


夕方は「町田は東京か、神奈川か」論争のキーポイントとなる、「境川」(≒県境の川)付近を散歩。

今の自分は仕事の都合上でこの付近によく来るのだけど、将来何か立場が変わった時に再び有給でも取って1日満喫出来る日を楽しみにしている。


現在はある意味途中経過で、発見や認識の中途にある。色んなことが受け止めきれていないような感覚がある。


ただ、将来にはそれを落ち着いて振り返る時間がきっと待っているということは明らかである。それはいわゆる「懐古」だと思うが、その懐古のポイントを将来に置いてみるというのは、ある意味の「未来志向」なんじゃないかと僕は思っている。


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