マガジンのカバー画像

ハヤえもん開発者note

27
運営しているクリエイター

#コラム

道徳とは、損得勘定を最大まで広げた概念の事である。

道徳とは、損得勘定を最大まで広げた概念の事である。

僕は、損得勘定という考え方が好きだ。

損得勘定というと、良くないニュアンスで使われる事も多い。

「あの人は、損得勘定ばっかりで物事を考えて……」

そんな風に批判的に見られたりする。

こんな時、大抵の場合は損得勘定の「範囲」が狭すぎる事が多い。

例えば、金銭的な損得勘定でしか物事を考えない人。

金銭的メリットがある事しかやろうとせず、人から嫌われたりする。

この場合、損得勘定の範囲が狭

もっとみる
「誰もがオギャーから始まった」という事実。

「誰もがオギャーから始まった」という事実。

会社員をしていた頃、すぐに怒り出す人がいた。

「なんでこんな事も分からないんだ!」

「これぐらい分かって当たり前だろ!」

そんな人を見るたびに、僕は胸が痛くなった。

「分かってくれて当たり前」は、教える側の甘えだ。

教えてもいない事を上手くやってくれる人がいるのは確かだが、大半の人はそうではない。

何度も教えて初めて身に付く人ばかりだ。

「なんでこんな事も分からないんだ!」

こうい

もっとみる
すごく簡単に「不幸」を感じられる方法

すごく簡単に「不幸」を感じられる方法

学生時代、「将来、幸せになりたいなー!」なんて思っていた。

「大金持ちになって、美人と結婚して、幸せになりたい」

そんな事を思っていた時期が、僕にもあった。

35歳になった今、僕は確信している。

幸せは「なる」ものではなく「感じる」ものだ。

そもそも「幸せ」というのは抽象的な概念だ。

何か絶対的な基準があるわけではない。

お金がたくさんあれば幸せなのか?

友だちが大勢いれば幸せなの

もっとみる
苦しい時間は「フリ」だと思う事にしている。

苦しい時間は「フリ」だと思う事にしている。

毎日アプリ開発をしていると、突如として苦しい瞬間が訪れる。

解決法がどうしても分からない。

頭を抱え、「くそー、どうすればいいんだ!?」と焦り始め、体には汗をかいてくる。

焦れば焦るほど、解決からは遠のき、どんどん視野が狭くなっていく。

日常には、苦しい事がたくさんある。

こんな時、僕は「フリ」という考え方を使うようにしている。

この苦しみがあるからこそ、解決した時の気持ち良さがある。

もっとみる
「返信が面倒くさい時こそ即レス」という考え方

「返信が面倒くさい時こそ即レス」という考え方

インターネットの登場により、コミュニケーションを取る為のコストは劇的に下がった。

LINE、Twitter、Facebook、Instagramなどで、四六時中、誰とでもつながれる時代になった。

僕が子供の頃とは大違いだ。

僕が子供の頃は、誰かに連絡を取る為の手段は「家電」(いえでん)しか無かった。

家に電話し、「タカシくんいますか?」などといって、本人に代わってもらっていた。

これが今

もっとみる