「いまさら・・・」という言葉は、死を意味します。

年取るとよく使う言葉に「いまさら」があります。
「いまさら○○しても・・・」
「いまさら○○だから・・・」
いずれもネガティブな言葉です。

「いまさら・・・」という言葉を使う人は、「自分の人生は終わったと認めた」と、私は思ってしまいます。とても失礼ですけど、私はそう思います。もし、時間が流れていくのを眺めているだけだとしたら、とても悲しい日々を生きている可能性すらあります。

だからといって、最後の最後まで命を削るような生き方をした方が良いとは言いません。まだ終わってないのに、自らゲームオ－バーと決めてしまうのは、残された時間が勿体ないと思います。

健康な体かつ、自らの意思で動くことができる時間は限られています。

今は健康でも、そのうち杖をつかなければならないかもしれないし、車椅子や寝たきりも考えられます。それまでの時間はあとどれくらいあるでしょう？　誰にも分かりません。もしかしたら明日かもしれません。だとしたら、今日という日を大事にしなければならないのは、誰でも分かることです。もしかしたら明日目覚めても体が動かなくなっているかもしれません。今日帰りに交通事故に遭うかもしれません。

手足が動き、美味しいという味が分かり、笑うことができるのは、もしかしたら今日が最後かもしれません。今は有難みをちゃんと受け取ることです。同じ日が続いているから、明日も同じ日があると思いがちですが、誰も保障されたものではありません。

私は予定をいっぱい入れます。

明日の予定、来週の予定、来月の予定、私はいっぱい予定を入れていきます。自ら予定を作っていきます。

予定の入れ方の下手な人って多いように思います。自分勝手に入れればよいのに、家族や人のことを考えるがあまり、何も予定を入れることができないで日が過ぎていく人、いますよね？　勿体ないです。どんどん自分勝手になってください。

予定を先に入れたら、それにすべてを合わせようと考えながら生活を進めていきます。だから予定をこなせるのです。すべては「予定ありき」で生活することです。

先に入れた予定を優先する

よほどのことがない限り、私は予定を変更しません。後から人に言われて変更していたら、結局それは人に振り回されることになります。意外と「その日はダメです」と言ってみたら、「じゃあ、この日は？」と第二案が出てくるものです。それでダメなら、第三案、第四案と一緒に考えればいいだけのことです。

人の言いなりにならない、人に振り回されないことが、自分勝手に予定優先で生きていくコツです。

人に振り回される生き方は、下手な生き方だと私は思います。

「今度、メシでも行きましょうよ」という社交辞令が私は嫌いです。そう言われたら「いつにします？」と言って、スケジュール帳を開きます。すると、大抵の人がビックリして引いていきます。

私は純粋に素直な気持ちで言っています。それなのに、変な人と言われます。私がおかしいですか？

誰かが言っていました。人生には三つの坂があると。
ひとつは、上り坂。
もうひとつは、下り坂。
そして、まさか！

私は忘れっぽい性格です。だから、話が出た時に予定を入れておかないと、忘れるんです。「いつか」は巡ってこないかもしれませんから。