笑顔は、ドーパミンが分泌されストレス緩和になる
人は、体型と姿勢と歩き方でだいたい年齢が分かります。私は整体師であり、ウォーキング教室の講師もしていますから、その辺りに関してはさらに詳しく見分けがつくと思います。
「見た目年齢」と聞くと、女性は顔の肌と白髪のことばかり気にします。シワがあろうが、シミがあろうが、そんなことよりもっと大事にしなければならないことがあるんですけどねー。自分では毎日鏡を見て、シミ・シワ・白髪が気になるから、そこにしか目が行かないだけです。他人は、そんな細かいとこより、もっと全体で見てますよ。
毎日、姿見に自分を映して全身を見ましょう!
歩く姿を鏡で見ることは難しいけど、全身を鏡に映すことは家の中でも容易にできます。そうなると今度はファッションが気になりますかー?困ったものです。いや、本当は良いことです。年齢に関わらず、ファッションに気を使うことは、若さを保つ秘訣でもあります。ではついでに、立ち姿もぜひ気にするよう心がけてくださいね。
歩き方を気にされる人は、私の知る限りほとんどいません。年を取るとどうしても動作が鈍くなります。歩く速度は遅くなり、歩幅が狭くなります。それは立ってるだけで、すでに姿勢が崩れていますから、早く歩こうとしても歩けなくなった状態です。早く歩けないから、早く歩こうとしなくなります。その悪循環にハマっても、それに気付かなければ、どんどん崩れて、さらに遅くなります。
楽しいことは向こうからやってこないので自分で探そう!
高齢者とお話ししますと「毎日そんなに楽しいことなんて、ないよ~」と言います。一日一回笑うことすらない人も多いです。とくに一人暮らしの高齢者は、一日誰とも喋らなかったという日がよくあると言います。
そんな状態は、墓場へ一直線です。いや、寝たきりへ一直線と言った方が良いでしょう。
作り笑いでも効果があると言われても、一人で作り笑いすることは難しいと思います。それなら誰かとお喋りしながら、作り笑いできればまだマシですよね。しかしその機会ができません。
笑うには、お笑い番組が良さそうだけど、高齢者は理解できないらしい。
高齢者はテレビを観ても、笑うことがまったくないと言います。バラエティ番組を見ても笑えないそうです。なぜなのか尋ねると、喋っている内容が理解できないそうです。大勢でいっぺんに喋られると聞き取ることが困難なので、なに言っているか分からないと言います。漫才やコントは理解できないみたいです。だからテレビを見なくなるそうです。見るとしたらニュースくらい。それでは笑える場面ありませんよね。
解決方法、また一緒に考えましょう。今回のネタになった本の紹介です。鎌田先生の生き方は学べること多いですよ。ぜひご覧ください。