ジョギングは好きな時間に一人でできる手軽なスポーツです
毎日ウォーキングしている人と、ジョギングしている人を比べれば違いは一目瞭然です。ジョギングの方が負荷が大きく、運動効果が高いのは誰が考えてもすぐわかるはずです。ところが、高齢になってから始めようとするとちょっと無理があるのも分かります。だから少しでも早い年齢から始めておくことが必要となります。
私の整体院に来られる人では、定年退職した65歳から走り始めたという人がいらっしゃいます。2年後の67歳ではフルマラソンを完走されました。
またウォーキング教室に来られている70歳の女性は、スローランニングができるようになりました。徐々に強度を上げて足腰が強くなってきています。できれば、5km大会に参加しましょうと、いま発破をかけているところです。
ウォーキングでは運動強度が足りない!
かねてから私は思っているのですが、ウォーキングだけでは運動としては不十分です。一日4000歩歩けばいいとか、一万歩は歩き過ぎだとか言われますが、それで健康が保たれているなら良いんです。全然保たれてないじゃないですか! そんなんで十分と言っている医師は、まったく実態に合ってないことを言われていると感じています。
絶対にウォーキングよりジョギングの方が良いに決まっています。ただ、やり方をちゃんと習い、怪我や故障のないようにする必要があります。
ウォーキングは誰かに習いましたか?
「ウォーキングしてます」って高齢者でもよく言われますが、「誰かに習っていますか?」「習いましたか?」と尋ねたくなります。誰からも習うことのないスポーツなんて存在しません。ということは、スポーツという気持ちになっていないだけでなく、体の使い方ができていないはずです。
「自己流ですから」とも言われることありません。それほど、日常歩いていることとの違いを意識してスポーツとして体を動かしてウォーキングができている人は、ほとんどいないということです。
多くの人は「散歩」しているだけです。インターバル歩行やスローランニングを取り入れて、刺激を与えていますという人に、まだ出会ったことがありません。テレビでは時々見ます。でも実際やっている人に出会わないのは、浸透していないということです。
「しんどいからやりたくない」
ジョギングに関しては、みんなそう言われます。あるいはやってみたけど、しんどいから続かなかったという人もあるでしょう。
継続するためには何が必要ですか?
これまた人それぞれですが、ご褒美が必要な人、目標が必要な人、仲間が必要な人・・・いろいろあります。自分がどのタイプなのか見極めて、その必要な内容で再チャレンジしてみてください。それでもダメなら、私のところへ一度相談にいらしてください。一緒にミッションクリアできるよう、お力を貸しましょう。
健康な体で100歳なら、良いと思いませんか?
昨日紹介しました疋田先生も、毎朝2kmをジョギングされていたそうです。ジョギングが無理ならウォーキングでも良いと、疋田先生は言われるそうですが、私は言いません。健康のためには、絶対走るべきです。