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昨日は「憧れ」について書きました。今日は「なりたい自分」についてです。ビューティーライターのAYANAさんは「老いは消し去るのではなく、コントロールする」と言われています。

「加齢について、皆さんもそれぞれ考えはあると思います。まずは、どんな自分になりたいか考えること。自分がどこを目指したいか探っていくことが大事だと思っています。もし街で素敵な人を見かけたら、なぜこの人みたいになりたいのか、どこが魅力的なのか掘り下げる。ファッション、表情、姿勢。そのかけらを集めて、なりたい自分を見つけていけたらいいと思います。」

「なりたい自分」・・・考えたことありますか?

若い時ならまだしも、中高年になっても「こうなりたい」なんて考えを持っている人の方が少ないような気がします。とくに定年退職した後でしたら、なおさらでしょう。「いまさら、何言ってるの?」なんて言われそうです。「先はもう短いんだから、老いていくだけよ」なんて言う人に出会ったこともあります。

それって、すでに人生終わった風な言い方で、ちょっと悲しくなります。


生きている限り、「こうありたい」という理想とする姿を追い求めることは素晴らしいことです。命を最大限生かしていると感じます。言葉の上では分かっていても、実行するとなると難しいですよね。

一歩引いて素直に考えてみましょう。

A:年を重ねるごとに、老いぼれていく人。
B:年を重ねるごとに、素敵になっていく人。

このAさんBさんを比較したら、ずいぶん見た目に差が出てくるように感じます。「年老いても素敵な存在になりましょう」と言うのが、AYANAさんです。ところが、このABどちらでもない人がたくさんいますよね。

C:時の流れに身を任せて、ただ年老いていく人。

たぶん、こんな生き方の人が多いように感じます。悪くはないんですけど、それは人それぞれです。正解も間違いもありません。

ジョージア・オキーフの写真をまじまじ見ていると、シワがたくさんあるけどとてもキリッとした顔だったんです。そうなるにはどうしたらいいか考えると、老いを消し去るのではなくコントロールする、自分をデザインしていくことができればいいのかなと思って。シワもどんなシワが理想かを真剣に考えてみることが必要ですね。」

ジョージア・オキーフ/Wikipediaより
レッドカンナ/ジョージア・オキーフ

シワまで気にするなんて、なかなか難しい提案ですよね。立ち姿とか、歩き方に気をつけるだけでも、シャキッとして見えます。体型もシュッとしている方がやっぱりカッコいいですよね。

シュッとして、サッと動作できる人を目指すだけでも、若々しく見えると思います。


そんなこと言いながら、私個人的には、晩年のいかりや長介さんに憧れます。とくにシュッとしてるわけでもなくカッコいいこともありません。人間味があると言いますか、年を重ねた醍醐味を感じます。猪狩文助役があまりにしっくり来たからかもしれませんけどね。こんな雰囲気を醸し出せる高齢者になりたいです。キャラがぜんぜん違うので、無理かなー?(笑)

弁護士・猪狩文助役を演じる、いかりや長介さん


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