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50歳が生涯「歩ける足」でいられるかどうかの分かれ道

コロナ禍で在宅ワークが増え、歩くことが少なくなった人はきっと多いことでしょう。40代や50代くらいで、足の衰えを感じる人もあるようです。今からそんなことでは、健康寿命を延ばすことなんて難しいですよ。60代70代で衰えを感じているなら、なおさらです。人生100年時代という言葉に踊らされることなく、自分の人生をちゃんと100年生きるためには、足の衰えは少しでも早い年齢から防ぐ努力が必要です。

「人が二足歩行するうえで大切なのは、脚の筋力とともにアキレス腱の柔軟性です。ちゃんと運動しているはずなのにつまづくことが増えたというかたは、アキレス腱が硬くなっていて、足首の関節の可動域が狭まっていることをまず疑うべきです」

下北沢病院 理事長 久道勝也先生

実際に私の整体院に来られる人で、以前よりアキレス腱が硬くなったと感じる人が増えています。それは数年通って来られているからこそ分かることです。「アキレス腱が硬くなってますよ」と話しても、本人はあまり重要なことだと受け取りません。なぜなら普段困っていないからです。記事にあるような、「つまづく」とか「こける」ことさえなければ、今まで通り生活ができていますから。

私たちは、昨日と同じなら問題ないと考えがちです。しかし去年と比べたらどうでしょう?3年前、5年前、10年前と比べたら、確実に老化が進んでいます。と、その話をすると「当たり前じゃない」と皆さん言われます。当たり前だと分かっていても、それは「なんとなく」でしか分かっていないから問題視しないのでしょう。

老化に抵抗しながら生きていく


私は老化に少しでも抵抗して生きていきたい考え方です。だからこそ、毎日ストレッチを欠かすことがありません。朝起きたら必ずストレッチをし、一日の中でも何度もストレッチをし、寝る前にも必ずストレッチをしています。「何回するか」ではなく、「常に」しています。

アキレス腱が硬くなるということは、足首の関節「足関節」が硬くなっています。この足関節には小さな骨がたくさんあって、その骨と骨を接続する靱帯もたくさんあります。それぞれはとても小さいのですが、立つ、歩くという動作を常に支えてくれる大切な部位です。

「足首をほぐせば肩凝りが改善する」というのは整体の世界では当たり前になっています。足首は体全体を担うとても重要な関節です。あなたも今日からしっかりストレッチをして、柔らかい体を手に入れ、健康寿命を少しでも長く延ばす努力をしましょう!

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