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読書感想文 『スピン/spin 第10号』

【スピン/spin 第10号】



spinも今号で10号目。


芦沢央さんの短期集中連載「お前レベルの話はしていない(芝)」がスタート。将棋が題材のようですが、初回にしてなかなかに気持ち的に重い笑。



逆に最果タヒさんの「ときには恋への招待状」が最終回。全10回にわたって往復書簡形式で綴られる最果タヒさんの宝塚は、どの回も宝塚愛が読み手まで真っ直ぐに届くものばかり。

また別の方で往復書簡形式の連載やってもらいたいな。好きなことを誰かに紹介しているのってその人の好きなことに対する温度感が伝わってきて読んでいて楽しい。



斉藤壮馬さんのエッセイ読んで、「旅」に特化した書店、「旅の本屋のまど」行ってみたくなったわ。私はあんまり遠出する性格でないので、行ったことない土地の料理や文化を手軽に本屋で眺めて探せるのは魅力的。この国行くからこの本買おう、ではなくて、色々眺めてて自分に合うと思った本は多分行ってみたいところなんだと思う。




紙の話。



表紙と目次は原在庫限りだって。



個人的には目次の紙[アングルカラー くるみ]が好み。
見てみたらその特徴が一目で分かる。手触りだけでなく見て楽しめる繊維感。正に「紙」って感じ。色味もコルクっぽい感じで落ち着きを得られる。

紙のしましまについては背表紙を参照。
そういう理由でしましまが生まれるのね、納得した。




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