人事を尽くして天命を待つ〜準備が8割の精神〜
さて、いよいよ2022年お仕事モードに
切り替わってきました今日この頃の私です。笑
色々と新年改めて仕事をしていて思うことが、
やはりこの保険代理店営業限らず、どの仕事も
「準備」で全てが決まるなと思います。
父からも幼い頃から、
「準備が8割、努力が2割」
という考え方を言われてきました。
2割については、努力以外にも、分析や実行、
本番、才能など当てはめられる言葉がたくさん
出回っていますが、
どの名言も変わらないのは「準備が8割」です。
もう準備の質の段階で、勝負は決まっている
ということです。
「出たとこ勝負」を挑む人は準備をし切っている
人に絶対と言っていいほど敵わないと思います。
それは、準備が出来ている人は「相手目線」かつ
「予測」が出来ているからです。
物事にはほとんどの場合「相手」が存在します。
営業、プレゼン、飲み会…
全て相手ありきの物事です。
これらに対して、準備を整える人は「相手目線」
で物事を捉え、どうすれば相手の心を動かす
ことができるか、気持ち良くなるか、前に進める
ことができるか、など熟考しているはずです。
適切な準備をするには必ず相手目線が必要と
なってくると思います。
次に「予測」です。
準備といってももう既に確実に起こることが
確定している事実に対しての準備もありますが、
事実から枝分かれして起こる、様々なパターンに
対しても「予測」をして、臨機応変に対応できる
準備もあります。
どのような事態に転ぼうとも、可能な限り対応
できる準備は物事をスムーズに運び、相手の反応
も格段に変わるはずです。
私は普段お取引先を増やすため、新規代理店
開拓として、テレアポを行い初めての企業様に
訪問することもありますが、その際は、基本的に
あらゆるパターンを想定し、準備をし尽くして
挑みます。
会社紹介パンフレットから、商品ごとの資料、
手数料シミュレーション、既存代理店の事例、
商品以外のソリューション、提携先候補、
内諾時の登録書類、登録スケジュール、
などなどたくさん手持ちの資料をカバンに
入れて訪問します。
使わずおしゃべりで終わることがほとんど
ですが。笑
ただ、ここまでする理由は1つで、
多くの場合、チャンスは1回限りだからです。
その場でどんな打ち手も講じられる準備が
出来ていれば、チャンスを逃すことも減らす
ことが出来ます。
このように「準備が8割」の精神で行動する
ことで、結果は大きく変動すると思います。
また、ここから先は準備をし尽くした人に
対してですが、
「人事を尽くして天命を待つ」
という言葉があります。
人間ができることは全てやった上で、
あとのことは心を静かに天の意思に任せる
という意味です。
準備をやり切る人の中に、どれだけ準備を
しても不安だという方もいらっしゃいます。
私もそちらのタイプです。
しかし、今の自分にできる限りの準備を
仕切ったならば、あとは堂々と構えて、
なるようになるの精神も大事だと思います。
どれだけ突き詰めても、準備に完璧はないと
思っています。
それは相手が自分ではないからです。
自分が相手であれば起こることは全て想定内
ですが、他人であれば予測不可能で準備が
水の泡になることなど日常茶飯事です。
そのため、自分がここまではやったという
ある意味妥協点を見つけ、それ以上のことは
天に身を任せるということも一定必要だと
感じています。
これは、過去記事でも記載した「運」にも
通ずる部分があると思います。
準備が8割でやり切った人にだけ、運が
ついてくるということです。
ぜひ、準備が8割の精神で、可能な限りの
準備をしつつ、あとは天に身を任せる、
そして、その天が自分を擁護するために、
運が貯まるような日頃の行いを心がけて
みてください。
それでは。