カラーバス効果〜情報が入ってきやすいのは必然的?〜
なんか最近情報が入ってきやすいな〜
こんな風に感じることってありませんか?
それはある心理が働いているからです。
『カラーバス効果』
聞いたことはありますか?
color bus ではなく、color bath です。
カラーバス効果とは、ある特定の情報に意識を
向けると、その特定の情報や関連情報が自分の
意識に入ってきやすい状態を言います。
そのため、なんだか情報がたくさん入ってくる
と不思議に感じることは必然的に起こっている
事象です。
人間は「五感」がありますので、視覚や聴覚、
嗅覚など様々な器官を通じて、その時々の情報
を処理して、かつ取捨選択しています。
特定のことを意識している状態であると、
必然的にその情報は取捨選択において優先順位
が高まり、選ぶ情報側に振り分けられます。
自身がその情報に意識が向いているからこそ、
そう言った情報が目に留まり、耳に入ってき
やすいということです。
例えば、朝のニュース番組の占いで、
「今日のラッキーカラーは青色」と言われて
いたら、その日は青色に目がいきがちになる
のがまさにカラーバス効果です。
これはマーケティングにおいてもとても効果が
高いと言われています。
例えば、最近はキャッシュレスがかなり普及
してきたと思います。
○○ペイのような支払い方は数えきれないほど
種類が増えてきていますが、その中でも多くの
方が利用しているのが「PayPay」ではないで
しょうか。
CMも広告もPayPayは赤色で統一しています。
そのため、○○ペイは赤色といったイメージが
人々の潜在意識に刷り込まれています。
そのため、お会計レジで赤色のPayPay取扱店
のマークを見ると、PayPayを利用しようと
なります。
このような広告方法にもカラーバス効果は
使えます。
その他にも、世の中がいまどのような情報を
欲しているのかどうかをチェックしておき、
その情報を発信すれば勝手にカラーバス効果
が起きます。
過去記事でカラーバス効果の類似である
カクテルパーティ効果もお伝えしました。
こういった人の心理に訴える効果を多用していく
ことで、マーケティングや営業はとても効率良く
展開することが可能です。
ぜひ上手く取り入れてみてください。
それでは。