だからこそ高まる発信の価値
#新卒採用の現場から Vol.2
先日興味深い記事を見つけた。
福祉の業界で働き、なおかつ就労支援の現場と新卒採用のどちらも現在進行形でやっている自分にとっては注目せざるを得ない記事内容だ。
簡単な調査結果が以下のようにまとめられていた。
つい2年前まで学生で就活をしていた私と、現在新卒採用にかかわっている「私」。1つずつ私と「私」の所感を述べていきたい。
ざっとこんな感じだ。
プラスイメージ、マイナスイメージはだいたい予想通り。
課題点であり、なおかつチャンスなのは2点。
1つは認知は高いが固執されたイメージが根付いていること。
もう1つは具体的な企業名が出てこないこと。
この2つともの打開策の1つとして挙がるのが「発信」だ。
「知られている」という部分で、知られているけど結果的にイメージ等々の理由で選ばれないということになる。関心がない、知られていないよりマシだ。知られているのであればいい意味でその固定観念を裏切っていけばいいだけ。
ただここで気を付けないといけないのはいい部分だけを伝えるのではないということ。いい部分だけを伝えようとすると、実際より大きく見せようとしたり、悪い部分は隠そうとしたりしてしまう。でもそれこそそれがばれた時の「裏切られた」というギャップはしんどいものがある。
あくまでリアルを伝える。今までそのリアルな部分すらきっと伝わってこなかったから。
そして自分たちのスタイルを確立して、それを発信し続けることで「〇〇といえば、、」になる。具体的な企業名がパッと出てこないからこそ、差別化をすれば頭に残りやすくなる。それこそブランディングだ。
いいもの、必要なこと、様々な経験ができることをすでにやっている。
つまり土台は整っている。
ただそれが伝わっていないだけ。
だからこそ高まる発信の価値。ここをうまく使いこなせることで、可能性は無限に広がる。そうやっていろんな人が興味を持って入っていくことで、様々な意見が業界に入ってきてより盛り上がると思う。