5. 「リハスモデル」とは?
シリーズ5回目となる今回は、金沢QOL支援センター株式会社の「リハスモデル」について私の解釈であるが紹介したい。
なんといってもこのモデルの魅力の一つは「多職種連携」ということだ。
訪問看護だけであったり、就労支援だけであったり、そういったパターンで事業を展開させているケースが一般的であろうと思われる中で、この「リハスモデル」は様々な事業を展開しながらそれらを連携させて相乗効果をもたらしているという魅力がある。
また「地域連携」という部分で、地元地域に根付いて一緒になって事業を展開しているのもこのモデルの魅力の一つである。
一つ一つの事業については後日丁寧に紹介していきたいと思うのだが、今回は導入の導入ということで簡単にそれぞれどういった事業なのかを紹介したい。
①訪問看護・リハビリステーション「リハス」
金沢QOL支援センターが最初に立ち上げたサービスがこの「在宅医療」を可能とした、訪問看護・リハビリステーション「リハス」だ。現在、金沢市と名古屋市で展開している。
上記のサイトに代表がインタビューを受けている内容が書かれているので確認してもらいたい。
②リハビリ型就労スペース「リハス」
“障害があっても稼ぐ” を目指す。
というメッセージのもと金沢市に施設を構える就労支援A型事業である。
デザイン事業と清掃事業を行っている。
能登ヒバ商品の制作・販売、革製品・アクセサリーの製作、清掃業務を通して、自らの「強み」を仲間とともに最大限に発揮し社会の幸せをデザイン(計画)しクリエイト(創造)している。
③脳卒中・身体障害専門就労支援センター「リハス」
脳卒中・身体障害専門 就労支援センター「リハス」は、就労移行支援事業所として、障害のある方の就職に対して、働くために必要な知識と、能力を高めていく支援を行っている。名古屋市と東京豊島区に施設を構える。
コロナ禍であるため「オンライン」での支援も現在活用しているとのこと。
④リハスワーク
就労継続支援B型事業「リハスワー ク」では、在宅医療・就労移行支援事業と連携を行いながら、福祉スタッフ、さらには医療専門職も一丸となり、利用者様の「はたらく」を支援。名古屋市と東京豊島区に施設を構える。
木の商品制作・販売、海洋プラスチックのアクセサリー制作を通して、
自らの「強み」を仲間とともに最大限に発揮し、社会の幸せをデザイン(計画)しクリエイト(創造)している。
全国の就労継続B型事業所の平均工賃はおよそ1万6千円程度。
リハスワークでは「障害があっても稼ぐ」を合い言葉に、価値のある仕事を創出し、平均工賃5万円の支給を目指している。
⑤リハスファーム
全国でも数少ない農福連携事業所で、系列A型事業所へのステップアップが可能である。
対象は、精神(発達)、知的、身体に障がいをお持ちの方で年齢は18歳~65歳。エリアとしては金沢市、津幡町、内灘町、かほく市(リハスファーム対応エリア)、白山市、野々市市、能美市北部、金沢市南部(リハスファームはくさん対応エリア)がある。
と、ここまでそれぞれの事業のほんの上辺の部分、ホームページに書かれていることを中心に紹介した。
もしかしたら「そんなの調べればわかるじゃん」となるかもしれない。実際今回のはそうであるし。ただ何もせず全員が調べてくれるようなスーパー大企業ではない。今年で10期目の会社である。だからこそいいと思うものが必要な人に届いて、実際に成果が出て「幸せ」になってもらえるように発信し続けるべきだと思っている。
この「リハスモデル」はそれぞれの事業と連携しているという部分、地域に根付いているという部分で安心感やノウハウという面、選択肢においても大変魅力的であると調べていて改めて感じた。
これも全ては以前紹介したビジョンや使命を実現するためだ。
あらゆる領域で力を合わせて、そして地域全体を巻き込んで使命やビジョンを達成する。”「障がい」をなくすしごと。”というブランドメッセージを念頭に。
まだまだこれからだ。
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