営業は感情を動かす仕事? No.580
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2022年8月4日 「DAYONE日記」No.580
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://editor.note.com/notes/nbb31358271e4/edit/
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おはようございます。
世の中には、有形・無形に関わらず
色々なサービスや商品があります。
そして、それぞれのサービスや商品には
必ずそのサービスや商品が開発された背景が
あります。
「なぜこの商品やサービスが生まれたのか?」
「お客様はこういう課題があった」
「お客様の課題を解決するために生まれた」
など必ずあるはずです。
でも、なぜかたまに見かけるのが
その背景が語られていないパターンです。
なぜこの商品が存在するのか?
という疑問が持つことがあるのです。
「なぜこの商品・サービスなのか?」
「お客様に何を解決するのか?」
「他者と比べて何が違うのか?」
ということが不明瞭なものがあるのです。
それは、アピール不足なのか
プロダクトアウトなのか分かりませんが…。
そもそもマーケティング不足か…。
大事なのは、その商品サービスに対する
ストーリーなのです。
それには、
きちんとその商品やサービスができた背景を
お伝えして、お客様のこんな課題を解決して、
お客様に喜んでもらい、満足してもらえるような
感情が動くストーリーが大事だという事です。
USJを立て直し数々の企業を甦らせ続けてきた
森岡毅の極意が…
「本能にぶっ刺されば当たる」
ということです。
つまり、買う人は人間。
だから、人間の感情に響く事が
大事になるという事ですね!
人が欲しいと思うような理由づけが
大事になるのです。
それには、商品やサービスを売る側としても
「なぜこの商品を売るのか?」という理由を
営業マンが正しく持っているかが大事になります。
結局のところ、
お客様側の「なぜ買うのか?」と
営業側の「なぜ売る(販売)するのか?」
という両側面が明確になればいいのでは?
つまり、人の行動には
必ず「なぜ?」があるのです。
そこに感情が動くのです。
それが、明確であればあるほど、
人は行動するということです。
皆さんも自分が行動しようと思った時には
「なぜ行動するのか?」という目的や目標が
明確にあるはずです。
逆に、行動しようと思っているけれども
なぜか腰が重い場合には、この「なぜ」が
自分の中で正しく整理されていない、もしくは、
納得出来ていないケースがあるということです。
だから、そういう場合には…
「自分がなぜ行動できないのか?」
そこの解像度を上げる必要があるのです。
それは、シンプルになぜを考え深く潜っていく
作業を繰り返すのです。
そして、繰り返すことで少しずつ鮮明になり
少しずつバグを取り除くことで
前に進めていくことができるのです。
自分の感情も少しずつ動くのでは?
例えば、「なぜ本を勉強するのですか?」
という問いに対して、「仕事に役立つから」。
では、「なぜ、仕事の役に立つといいのですか?」
という問いに対して、「何となく」。
で終わるのではなく、
「なぜ仕事の役に立つといいのか?」を
考えるのです。
自分が仕事で評価される。
なぜは、仕事で評価されたいのか?
という風に潜っていくということです。
つまり、自らの行動に対して
「なぜ?」という問いを自分に向けて考える癖を
つけるということではないでしょうか?
トヨタの「なぜ」のように、
何でも疑問を持つことでより深い思考に
なっていくのです。
だから、自分の人間行動や他人の人間行動を
理解するようになるためには、
「なぜ?」という問いを常に向けて
考えるということが大事になるような気がします。
日頃からそれが無意識に出来るようになれば
同じ事象を見ても、考えの深さや質が
変化してくるはずです。
それは、ある意味で思考力と呼ばれるのかも
知れませんが、それも修行が必要です。
すぐに身につくものではなく…。
だから、出来るようになるためにも
日夜、意識しながら「なぜ?」の思考を
持ち続け、定着させていきたいものです。
それには、膨大な時間がかかるはずで
遠く高い目標ですが、一歩ずつ歩んでいき
身につけたい能力の一つです。