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感情が人を動かし、感情を得るために人は動く No.196

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2021年7月16日 「DAYONE日記」No.196
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、毎日発信します。
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人が、「何か物を買う」、「何かのサービスに受ける」というのは、自分に対して何かの感情を得たいから行うのではないでしょうか?

分かりにくいので、例を出します。

例えば、「車を買う」ということを考えます。

車を買う目的は、移動手段であり、今まで電車やバスを使っていた移動手段を車に変えることで、「快適」という感情を実は買っているのです。

家族でいえば、ワンボックスという大きな車を買うのは、たくさん荷物をもっていける旅行に行くという目的もあり、それは、家族との絆、「喜び」や「楽しみ」という感情を得るために買うのです。

それ以外にも、かっこいいスポーツカーが欲しいという人がいれば、「他人に自慢をしたい」という感情やその車に乗っている自分に満足するという感情が欲しいから買うのです。

つまり、車そのものが欲しいのではなく、その車を買うことでもたらされる感情が欲しいということです。


保険も同じです。
保険に加入するのも、保険商品そのものが欲しいのではなく、自分の身や家族の身に何かあったときの不足に対する備えとして、「安全・安心」という感情が欲しいから、保険に加入しているのです。


そんな風に考えていくと、人の行動というのは、感情で動き、感情を得るために起こっているようにも思えます。

私の場合、週末に料理をしているのですが、それについて得たい感情を考えてみました。

①自分で料理が作れるようになると、1人でも生きていける。誤解の無いようにいうと、仮に妻に何かあった場合でも、子供達のご飯はできるようしておく、老後1人になっても生きていけるという「安全・安心」という感情を得たいのです。

②単純に料理をして、家族の皆が「おいしい!!」と言ってくれること、それが「喜び」になり、自分の心を満たしてくれるものだということです。

それ以外にも、考えてみました。

ロードバイクをやっているのですが、なぜやるのか?

①ロードバイクで走っている時の「爽快感」、「開放感」という「自由である」という感情を得たい。

②走りきった後の「達成感」、「喜び」という感情を得たい。

③運動することで健康が維持できるという「安心」という感情を得たい。

ということです。

つまり、人の行動は、ある種の感情を得たいがために行動しているといっても過言では無いような気がします。

仕事もそうです。

仕事をすることは、ある種、お金を稼いで生活ができるという「安心感」を得るためにしているのです。

他にも、「他人に喜んでもらいたい」という気持ちで、人から「ありがとう」という感謝の言葉をもらうことが喜びになり、自分の満足感になるため仕事をしている人もいるはずです。

もしくは、「もっと世の中を良くしたい」という大きな志をもち、その達成感を得たいがために仕事されている方をいらっしゃるはずです。

人は、感情の生き物です。

だから、自分が行動するときに、「自分は何の感情が欲しいのか?」を考えてみてください。

そうするだけで、行動を後押ししてくれるはずです。

そして、日々何気にやっていることも、実は、自分の感情を満たしてくれているものかも知れません。

その感情を自分で認識するようになれば、少しは感情コントロールできるようになれる気がします。

人間のみ与えられたこの感情をフルに使いたいものです。そのためにも、自分の感情を意識するだけで、行動が変わり、考え方が変わり、見えてくる世界は必ず変わるはずです

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