「ウサギとカメ」から学ぶ努力の重要性 No.209
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2021年7月29日 「DAYONE日記」No.209
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、毎日発信します。
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ウサギとカメの逸話があります。
これは皆さんもご存知の通り…
怠けていたら、もともと能力のある人でも追い抜かれてしまう。そして、コツコツ努力していれば、能力のある人をも追い抜ける可能性がある
という教えです。
その逸話に基づく面白い話を、ある社長様から聞いたのです。
それは、ウサギは怠けてしまったから、カメに追い抜かれてしまいましたが、仮に、ウサギが怠けずに努力していたら?という問いです。
世の中を見れば、努力するウサギという人は沢山いるということです。むしろ、能力の高いウサギほど、さらに自分を向上させようと努力する人が多いのです。だから、さらに大きく成長していくのです。
努力するウサギに対して、カメはいくら努力しても基本スペックの違いで追い抜けないかも知れませんが、でも、世の中を見た時に努力しないウサギもまた沢山いるということです。
努力するカメは、努力しないウサギには追いつき、追い抜く可能性があるということです。
この話を聞いていると、結局、努力することが大事だということに気付かされました。
むしろ、「努力しない」と決めた瞬間に、誰にも勝てなくなるということです。
カメも努力しなければ、努力しないウサギには絶対勝てないのです。
今、社会人の1日の平均勉強時間は「6分」だと言われています。
1日24時間を分に直せば、1日1440分となります。
その1440分のうちの、たった6分だそうです。
パーセンテージで言えばわずか0.4%。
そう考えると、毎日少しでも勉強を続けると、必ず周りと差がつくはずです。
仮に、1ヵ月間で見てみると…
平均の人は、3時間(6分×30日)
1時間勉強する人は、30時間(1時間×30日)
1年間で見ると…
平均の人は36時間(3時間×12ヵ月)
1時間勉強する人は、360時間(3時間×12ヵ月)
10年間で見ると…
平均な人は360時間(36時間×10年)
1時間勉強する人は、3600時間(360時間×10年)
と大きな差になっていくのです。
1日、平均となる「6分」の10倍である「60分」でこれだけの差が生まれます。
でも、「60分」も、1日のパーセントでみれば、僅か4%と、それほど大きくはないはずです。
これを見ると、平均的な人や何もやっていない人と比べて毎日少し努力するだけで大きな差が生まれるはずです。むしろ、これで差がつかないわけがないということです。
そして、大事な事は、「自分はカメ」だと思うことです。自分をカメだと思っているから、もっと努力しないとウサギに追いつけないという気持ちが生まれてくるのです。
それと同時に、努力を止めると、何も考えずに生きていた時代、元の自分にに戻ってしまうのではないかという恐怖もあるのです。
それは、ただ毎日、何のために生きているのか、余ったエネルギーをぶつけることもできない、自尊心だけが毀損していくという目標も何もない日々です。そんな日々には、戻りたくないから努力続けるのです。
このプラスのエネルギーとマイナスのエネルギー(恐怖エネルギー)をパワーに変えて前に進んでいくのだと思います。
だから、毎日、努力すれば、何も努力していなかった当時と比べて、充実した日々を過ごして生きることができるのです。
とにかく努力を続ける。
これに尽きるです。ウサギとカメ、どんな動物も努力できるということです。
その気持ちをもって日々取り組んでいきたいものです。