
思考停止状態から「時間」を取り戻す No.1485
===========
2025年1月26日 「DayOne日記」No.1485
本ブログは、成果を出すためのヒントを365日、1日も欠かさず発信します。
===========
おはようございます。
先日、部下から月次報告書が
回ってきたときのお話。
売上実績を示すグラフの下に、
毎回付けられている補足説明の表が
あったのです。
その表には、
すでにグラフに記載されている数値が
そのまま再掲されていたので、
「情報が多くなるだけで意味ないなぁ」
と私自身は感じたのです。
そこで、
「なぜこの表を付けているの?」と
部下に尋ねてみたのです。
部下の答えは、
「前からこの形式で作っています…」。
その瞬間、思考停止の罠や片鱗を
見たような気がしたのです。
我々の仕事において、
こうした「前からこうだから」と
続けられている作業は少なくない。
しかし、そこで、「なぜ?」と問いかけるだけで、
無駄や非効率に気づき、
それを改善するチャンスにもなるのです。
例えば、
1つの作業を改善して1日5分の時間を
削減できたとします。
それが…
1週間で30分
1カ月で2時間
1年では24時間(1日分)
の時間を確保できます。
その時間を、
新しいスキルの習得、チームの強化、
あるいは、
プライベートに活用できるとしたら?
だから、「なぜ?」を持つ人は、
実は時間を大切さを理解できる人でも
あると考えます。
それは、限りある時間を無駄にせず、
より大切なことに使いたい、という意思の表れ。
時間は、誰にでも平等に与えられ
取り戻すことのできない貴重なものです。
人生という本には、
必ず最後のページがあります。
一文字一文字を丁寧に紡ぐように、
限られた時間を
意識的に使っていきたいもの。
「なぜ?」という小さな問いかけは、
日々の生活や仕事における無駄を減らし、
本当に大切なことに目を向けることができる。
その問いは、未来への投資であり、
自分自身への贈り物なのです。
「なぜ?」を意識するだけで、
見えていなかった時間の無駄や可能性が
明らかになります。
仕事や日常生活を見渡してみて
「なぜ」があれば、ぜひ考えてみては?
それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。