シグネチャーパビリオン(Ⅴ)〜いのち動的平衡館〜
前回までの記事をまとめています。
連載企画「シグネチャーパビリオン」紹介
今回は5つ目です。(とうとう折り返しだ)
🔴いのち動的平衡館🔵
🔴プロフィール🔵
生物学者で作家の福岡伸一さんによるパビリオンです。
🔴コンセプト🔵
生命の身体は常に動き続けていて「秩序」を作っては消えていきます。
秩序は「エントロピーの増大の法則(物事はほおっておくと乱雑な方へ向かい、自発的には元に戻らないということらしいです。)」に従って無秩序になる方へ動く。
生命だけはこの法則に抗い、自らを分解・作り直すことで秩序を維持している。
このことを「動的平衡」:仏哲学者アンリ・ベルクソンの「坂を上ろうとする”努力”である」に繋がる。
動的平衡は宇宙の大原則に抗うが打ち克つわけではない。
生命も秩序を失って大自然の循環に取り組まれる。つまり個体の生命には有限性がある。だから生命は輝き、有限ではありながら無限の生命連鎖を連ねる。
福岡教授のパビリオンでは動的平衡を体感できる。生命が動的平衡を保ち、移ろい流れ、ひとときの自律的な秩序を表す姿を体現する。まさに、細胞膜が形態形成を果たす途上のいのちの揺らめきに見えるかもしれない。
福岡教授の書いていることを要約させていただきましたが難しい…
表面的には動的平衡と言う流れをパビリオンで体験できるということだと思います。が、もっと奥深くの「何か」について考えるべきだと思います。これは体験してみて身体で感じるしかないですね。
🔴建築デザインコンセプト🔵
生命のうつろいの一場面を表すような大屋根です。
そして、重量や風などの流れに抗わず常に形を変え、動的なバランスを取り続けるます。
半年後にリングは生命がいのちのバトンをつなぐように形を変えて大きな循環にかえっていく…
🔴演出コンセプト🔵
~光で感じるインスタレーション(場所・空間全体を作品として体験)~
生命は互いに支える利他的・相補的存在で、絶え間なく物質・エネルギー・情報の流れの中で壊し・創り続けている。
生命:相補性を維持、分解と合成を繰り返し「動的平衡」の中にあります。
インタラクティブ(対話的)な光のインスタレーションによって動的平衡を体感できます。
自らの身体が粒子化し、環境に溶け、多様な環境に多様な生命の間を行き交い、ダイナミックな生命史の生命絵巻を空間体験でき、来場者は自らの生命が「動的平衡」の流れにある利他的・相補的な存在であることを感じられ、知ることができます。
【Creative Partner】
【Exhibition Team】
🔴アテンドスタッフ🔵
雇用期間:2025年3月中旬~2025年10月中旬(予定)
詳しくは下記サイトへ
🔴チケットインフォメーション🔵
前売りチケットが特にお安くなっています。
「行きたい」と思ったら購入の検討をしてみてください。
🔴最後に🔵
今後もどんどん調べてまとめていきます!!
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