育児日記 (子供を持たないという選択肢)
私は息子(2歳11か月)と娘(生後11か月)がいて幸せだし子供がいない人生は考えられないのだけれど。
息子が生まれたとき、初めての子供、初めての子育てということもあり、そのすべてが新鮮で愛おしかった。子供を持たない(できないからではなくあえてそういう選択をしている)家庭を、どうしてだろう‥と内心思っていた。(独りよがりで自分勝手な考え方だったと本当に思う‥。)
しかし息子が大きくなり、娘が生まれると育児の大変さがいよいよ本格的になり考え方がガラッと変わった。
子育ては無償だ。特に子供が小さいうちは自分の時間の大半を子供に割かなければならない。しかもそれは子供を生んだ義務ともいうべきか、見返りを求めるものではない。もちろん育てていると可愛らしい笑顔やしぐさ、成長を間近で見ることができ、それが報酬でしょう!と言われればそうなのだけれど、それだけじゃあ割に合わんよ‥と思うくらい大変なことだってある。
子供がいなければ、自分のことだけにフォーカスを当て、仕事だってできるし身軽に好きなところへ行ける。子供がいるといないじゃフットワークの軽さが全然違う。
私にはまだまだやりたいことがあって、子育てに全集中!とできるタイプではないからそんな風に考えるようになったのかもしれない。
だから子供を持たない選択肢というのは、世間的には内心肯定的ではないのかもしれないが、私はそういう考え方も広く肯定的に受け止められるべきじゃないかなと思うのである。
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