
とある2024年6月の生活費とワーク・イズ・ライフ〈遊び〉のためのお金を確保すること
ところで、生活費って月いくらでしょうか?
うちはいくらだろう、ということで、とある2024年6月の生活費を記録します。
2024年6月の支出
うちでは家計をマネーフォワードで記録してるので、マネーフォワードの記録を書き出したところ、以下の通りでした。
※端数は丸めたりして、ざっくりと集計してます。
支出
合計442,000円
詳細
食費 90,000円
住宅ローン 86,000円
日用品 110,000円
趣味費 68,000円
水道光熱費 25,000円
自動車関係 22,000円
衣服・美容 21,000円
保育料 5,000円
交際費 5,000円
通信費 10,000円
支出の詳細
食費には、毎日のごはん代・外食費・お昼ごはんのお弁当代を含んでいる。朝夜は自分で作って、昼ごはんはほとんど買っている。
住宅ローンはだいたいいつもこんなかんじ。返済期間30年、変動金利、(現在の金利は0.5%)で借りている。
日用品は、この月はかなり高くなっているが、日用品以外の、どの項目に入れたら良いか迷うものは全て日用品の項目に入れているので多くなっているのもある。まあ、それでも高いけど。コストコでまとめ買いをしたので食費も10,000円くらい混ざっていそうだ。6月は子どもの靴を買い替えて、夏に向けて水着も購入した。
趣味費は、旦那さんの趣味である音楽関係のスタジオ代や楽器用品や出演料、趣味の釣り関係のエサ代、私の趣味の本代が主だ。6月はボーナス月だったので、ご褒美の意味も込めて、タイ古式マッサージにも行った。
水道光熱費は、電気10,000円、水道10,000円、ガス5,000円だった。
自動車関係は、ガソリン代と高速代だ。法事があったので、旦那さんの実家へ高速を使って行った。
衣服、美容は、私と旦那さんの美容院代(私は10,000円、旦那さんが7,000円)が主だ。あとはユニクロで旦那さんのTシャツを1枚買った。
交際費は、6月末で会社で異動する人がいたので、その人への餞別にお菓子を買った。
通信費は、ネットが5,000円、ケータイ料金が二人で5,000円だった。
ちなみに収入は共働きで手取り600,000円くらいで、支出を引いた残りは、新NISAの積立投資枠に二人で合計80,000/月投資信託を購入している。さらにその残りは貯金しつつ、個別株を買いたいタイミングで買う予定だ。
〈遊び〉のためのお金について
6月は趣味費と日用品費(その他)が多かったが、大体いつも概ねこんな感じという感じだった。
食費や日用品費をもう少し切り詰められるのかなあと思うけれど、今、共働きでもストレスなく日常を送れてるのと、収支で言うと毎月プラスが続いているので、無理して切り詰めずに、現状維持を心がけることが大事そうだ。
趣味費については、あえて意図的に多めにしている。なぜなら趣味費こそが伸びしろであり人生であると最近思ったので。
趣味のお金について、森博嗣さんの「お金の減らし方」にこう書いていた。
どんなに貧乏なときでも、僕は収入の一割を、自分の趣味のために使った。同様に、奥様にも「一割を遊ぶために使いなさい」と言った。
近藤康太郎さんの「ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論」はこう言う。
自分がしたいこと、自分が創り上げた〈仕事〉だからこそ、無鉄砲になれる。酔える。
そうした〈仕事〉を創り上げるために必要なのが〈遊び〉という余裕なんだというわけです。注意散漫に、なんにでも興味を持ち、浮気性に遊びまくる。無鉄砲に、真剣に遊ぶ。
遊びのない〈仕事〉なんて、おもしろくないです。私の場合、〈仕事〉は原稿を書くことですが、遊んでないやつが書いている原稿は、すぐ分かる。学級委員だから。正しいけど、おもんない。
だいじなこと、正しいことこそ、軽く書く。ライターだけではない。どんな職種でも、おもしろい〈仕事〉をしている人とは、例外なく遊んでいる人です。
私は結構根が真面目で、一般的な平均と比較して、多分これまであんまり遊んでこなかった方なんじゃないかなと思う。
ただ、このままでは単なるおもんない、「平凡な白っぽい丸」のような人間で終わってしまいそうだ。(「平凡な白っぽい丸」というのは、桜庭一樹の「少女七竈と七人の可愛そうな大人」に出てくる言葉だ)
"おもんない"はやばい。関西人として(私は神戸の方だけど)、"おもんない" って言われるのはかなり辛い。
なので2024年は、〈遊び〉=趣味費も意識的に使うようにしようと思って、実際そうしている。
森博嗣さんの書く夫婦二人で毎月の収入の1割ずつ(計2割)を趣味に使うのは家計的にちょっと厳しいけど、夫婦二人で1割くらいは意図的に使い続けれたらいいなと思う。(少なくとも旦那さんは余裕そうだ)
そして、その〈遊び〉が伸びしろに繋がったり、視点が増えたりして、よりおもろい仕事ができるようになったり、より人生がおもろくなったらいい。〈遊び〉によって、今よりもうちょっと味の濃いおもろい人になれますように。