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流記屋
2024年2月29日 14:00
辻さんはなぜ潜ったのか戦後、辻さんとも交流のあった軍上層部の方達が戦犯として処刑されていく中辻さんは「潜行」を選びました。そのことについて、当時からすでに「死ぬのが怖くて逃げ回っている」と言われご家族が迫害の憂き目を見ていたようです。『潜行三千里』には、潜行中、奥様から手紙が届いたエピソードへのご本人の言及があります。辻さんについてなんの先入観もなかった頃に後年の評を聞
2024年2月27日 12:30
本日(2024年2月26日)、午前7時ごろからしばらく庫裡のそうじをし、正午から『潜行三千里』を手に取りはじめました。本稿では、辻さんに関して得た情報から感じたことを膨らませていきます。『潜行三千里』は、1949年の3月から潜伏先にしていた真鶴半島にある同志の別荘で一気に書き上げたものなんだそうです。どんなところなんだろうと検索してみると、神奈川県の真鶴町にあり小さな島らし
2024年2月23日 10:00
2024年2月21日の大移動の日、7時半過ぎに加賀温泉駅に着き山中温泉バスターミナルから歩いて辻政信さんの生地を訪ねてみました。山中温泉は、辻さんが高等学校に通う道中にあったそうです。通学路だったかは定かではありませんが、Googleマップに従って白鷺橋を渡り、四十九院トンネルを抜けてあとは平地をひたすら歩くコースを行きました。
2024年2月9日 10:00
彼の心情を惻隠する彼の残した悔いが何だったのかを模索するにあたって尼僧さんからいただいたヒントは、「辻氏には理想があったはず でも理想に近づいていくとき 自分自身に無意識についてしまう嘘があった」というものでした。彼がなぜ東南アジアに向かったのか本書に書かれていることを簡単に要約すると、ホー・チ・ミンと会談して「ベトナム戦争を止めさせる」という目的があり、まもなく訪米予
2024年2月8日 10:00
戦場に棲む山椒魚今回お話しするのは、前田啓介氏著『辻政信の真実』を読んで感じた辻さんの人物像についてです。彼の人生を貫いていたテーゼは「戦場常在」。私が本書を読んで辻さんに抱いている印象は、家族からの命をかけた期待を背負い、その責任を果たすために決死の努力をしてきたひとです。私はまっすぐなひとが好きなので、彼が潔癖になるくらい真剣に大真面目に生きてきた時点ですっかりフ
2024年2月7日 10:00
この辻政信さんという方は、一端に戦場に立っている気でいた頃の私と好みが合いそうだなと、密かにシンパシーを抱いています。前田啓介『辻政信の真実 〜失踪60年 伝説の作戦参謀の謎を追う〜』Kindle unlimitedに登録していたので、無料で読むことができました。彼を知ったのは、忘れもしない2024年1月14日…つい先日です。きっかけは、十一面観音様の導きでご縁をいただいた尼
2024年2月1日 13:09
2024.1.14〜2024.1.24 の手記本稿は、私が生きた日々の記録です。2024年1月14日2024年1月15日2024年1月17日2024年1月19日2024年1月20日