「プロだけが知っている小説の書き方」
『プロだけが知っている 小説の書き方』
森沢明夫著
『書店員さんから絶賛の声。
今後、小説の書き方についての書籍を訊ねられた際は、
まず本書を読むべし! とオススメしたい。』
小説家になろうなど大それたことは考えていないのだけど、いろいろな物語を読んでいて、一体全体、どんな感覚で壮大な妄想物語をつくっているのか?ハウツー的な要素があるなら探ってみたいと思って本書を読んでみた。
想像していたよりも、はるかにシンプルなアプローチをしているということに、驚いた。
極論すれば、
主人公がいて、何か困ったことがあった。そして、最後には、どうなった、的な。
キャラの設定がどれほど密に考えられているかが、ポイントのようだ。
登場人物のキャラの設定がしっかりしていると、物語は、勝手に展開していくのだという。その感覚はわかるような気がした。
営業トークやプロポーザルも、近いものを感じた。問題、困っていることに対して、どのように、解決していったのかということを物語のように語ると非常に評判が良い。嘘はかたらないけど、多少の演出は、あるかなあ。
本書を読むと、作り手目線で、小説が、読めて、なかなか面白い。
仕事で、営業トークして、積極的に売り込もうとすると、どうしても、退かれてしまうから、お客様には、物語の主人公になってもらって、物語の中で体感してもらって、このサービスや商品が、良い!、欲しい!って勝手に思ってもらうことが、すごく大事なのでね。
言葉って大事だなあと改めて思う。