『かがみの孤城 下』
かがみの孤城 下(ポプラ文庫)
辻村深月著
物語は、大きく展開する。
7人の過去が明かされ、
7人が集められた謎へ迫る。
いっきに読めてしまう。
よく出来た物語だなあと、清々しい気分を味わえた。
人の思いとか、祈り。
人それぞれに与えられた使命みたいなものの中で生かされているものだなあとひとり悦に入ってしまった。
信じるものがないと、苦しい現実の中で、生きていくのは、本当に大変なことだと思う。
信じられるものに気づいてくれたらいいだろうに、そして、信じて、祈れたらよいのに、と思ってしまった。
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