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夢苅和虎の歴史と今の情勢的な話

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読みやすいように、ジャンル別にまとめてみました! 歴史と今の情勢的なお話です! どうぞ、見てやってくださりませ!
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2024年8月の記事一覧

第44回 幕末を語りたくて 第7回

第44回 幕末を語りたくて 第7回

彼は、土佐藩士でその中でも
下士という身分でした。

土佐藩では、武家社会の中でも上士と下士に
分かれており、上士にしてみれば下士は農民と
変わらない存在です。

しかし、その計り知れない思想と行動力を持つ
彼をそんな身分で縛り付けて置くのは不可能な
事だったのでしょう。

一体、彼を付き動かすモチベーションは
何だったのでしょう?

富? 名声? 力? 一繋ぎの大秘宝?
何にせよ彼のとった行動の

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第49回 幕末を語りたくて 最終回

第49回 幕末を語りたくて 最終回

江戸幕府の前に、長い間
室町幕府が世を治めていました。

最後の足利義昭将軍は第十五代、奇しくも
江戸幕府最後の将軍
徳川慶喜と同じ代で幕末を迎えています。

違うのは終わり方で、同じ様に幕府の影響力が
衰退していきながら、足利義昭の時には
織田信長という
圧倒的な存在によってあっさりと終わります。

この徳川慶喜の時、織田信長の様な
圧倒的な存在はいません。
その気になれば、薩長を相手にできる力

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第54回 蛍

第54回 蛍

昭和二十年九月二日太平洋戦争、終戦。

小さな国日本が、
強大な連合国を相手に無謀な戦争を仕掛け
結果、膨大な犠牲を払っておきながら、
無条件で降伏するという日本にとっては
最悪の人災でした。

戦争なので、どちらにも言い分というモノが
あって当たり前です。
この時日本は、当然の如くアメリカ一国でさえ
圧倒的な国力の差があることが分かってました。

では何故、それでも戦争に
向かわなければならなか

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第59回 語りたかった幕末・盆

第59回 語りたかった幕末・盆

8回も掛かって幕末を語りましたが
あれは語りたいんじゃなくて、幕末の
流れを説明してるんですよね・・・

いや、取り敢えず幕末という時代を理解して
もらうには必要な事だったので、小生的には
タイトルをもう少し考えればよかった・・・。

えー、気を取り直しまして、サブタイトルは

江戸幕府がもう少し器用だったなら!

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第65回 平和だった? 縄文時代

第65回 平和だった? 縄文時代

縄文時代には豊かな自然の恵みの下、人々は
平和に暮らしました。
(NHKや国際縄文学協会などの記事)

縄文時代がユートピアだったというわけで
この説は日本で広く共有されており
信じている人が多いそうです。

だけど、豊かな暮らしなら
人口はどんどん増えるので、食料が
足りなくなり、縄張りを拡張して、他勢力の
領域に入り込んで、争いになりそうなものです。

日本の考古学界では、縄文時代までは
戦争

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第71回 弥生時代・前編

第71回 弥生時代・前編

有名な金色のハンコ

縄文時代末期、九州北部に朝鮮半島から
大陸の農民達が、新天地を求めて
日本に辿り着きます。

彼らが持ってきた稲作は九州から中国
近畿地方、さらに東日本へと
急速に広まる事になります。

そうして
日本列島に本格的な農耕文化が根付いた時代を
弥生時代と言うんだそうです。

小生が習った時には、土器の違いで時代が
分かれていたように教わった気がするのですが
今ではそのように、明

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