【書評】『権利のための闘争』は闘うことを忘れた私達への伝言
ロッシーです。
皆さんは『権利のための闘争』(イェーリング著)を読んだことがありますか?
この本は、法律を学ぶ者なら必読の古典ですが、個人的にはすべての人が義務教育で学ぶべきだと思います。
なぜなら、昨今ニュースになっている宝塚歌劇団の問題(いじめ、パワハラなど)も含め、会社という組織で働く諸問題の多くは、私たち日本人の権利意識の低さから起きていると思うからです。
「権利意識が高い人」
というと、何やら周囲の空気を読まない輩というマイナスイメージがありますし、日本社