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『彼女は頭が悪いから』レビュー
『彼女は頭が悪いから』姫野カオルコ著を読んでの感想です。
この本、面白かったかと問われれば、期待してたほど面白くはなかったと答えたいです。物語り内容はだいたい分かっていました。わたしの期待した読み口と違っていたとうだけです。柴田錬三郎賞に選んだ方々など、面白かったと言ったり感動したと表現しているので、この文章構成を良しとするれば、良しということでしょう。別の言い方するなら、わたしの好みに合わなかっ
『跡を消す』レビュー
「近いうち書きます」と書いておきながら2週間も経ちました。
気持ちを気分を上げて? 入れ替えて? 感想文を書きます。
わたしは以前から納棺とか特殊清掃の仕事をしている方のノンフィクションを読むのが好きでした。青木新門さん『納棺夫日記』、吉田太一さんの『遺品整理屋は見た!』、漫画ですが沖田×華さんの『不浄を拭うひと』、おがたちえさんの『葬儀屋と納棺師と遺品整理人が語る不謹慎な話』などをシリー
『神さまの貨物』 レビュー
『神さまの貨物』を読んでの感想を書きます。
日本橋丸善で探したら、三階の高学年読書コーナーに置かれていたのでビックリ。二階の翻訳小説の棚じゃないんだ、ポプラ社から出ているから児童向け読み物と思われたのかな。それともポプラ社の営業さんのセールスで児童向け読み物コーナーになったのかな。最初はそう思いました。
内容を簡単にまず書けば、雪の降る季節のある日、森に住んでいる木こりの夫婦の元に、貨物列
『かがみの孤城』 レビュー
今回から読書感想を書いてみようと思います。
はじめの一冊は最近発売された文庫本『かがみの孤城』です。作者の辻村深月さんです。辻村深月さんはファンも多いので、ファンを増やすような使命を感じなくてもいいから気軽でもあり、ファンが多いので不満や不愉快にさせるかもしれない心配もあり、気軽に書くには良いんだか良くないんだか……と思う『かがみの孤城』のレビューをします。それでは……
舞台は中学校に行け