【堂本印象】 日本画、シルクスクリーン、リトグラフなど各種版画 査定 鑑定 買取 致します
堂本印象
日本画、シルクスクリーン、リトグラフなど各種版画
◎堂本印象の芸術
堂本印象（どうもと いんしょう、1891年12月25日生まれ、1975年9月5日没）は、京都市出身の日本画家であり、帝室技芸員や日本芸術院会員としても知られています。本名は堂本三之助で、幼少期から芸術に親しみ、京都市立美術工芸学校を卒業後、西陣織の図案描きとして活動しました。その後、日本画家を志し、京都市立絵画専門学校（現・京都市立芸術大学）に入学し、1924年に研究科を修了しました。
1919年、第1回帝展に初出品した「深草」が入選し、以降、「調鞠図」で特選、「華厳」で帝国美術院賞を受賞するなど、早くから画壇で高い評価を受けました。彼の作品は、伝統的な日本画の技法を基盤としつつも、独自の感性と革新的な表現を取り入れ、多彩な画題に挑戦しています。特に、宗教的題材や風俗画、抽象表現など、幅広いジャンルで才能を発揮しました。
戦後、堂本は抽象表現の世界にも進出し、その華麗な変遷は国内外で注目を集めました。1961年には文化勲章を受章し、同年のトリノ芸術家協会主催の個展を皮切りに、パリやニューヨークでも個展を開催するなど、国際的な評価も高まりました。また、各地の寺社仏閣の障壁画制作にも携わり、東福寺本堂の「蒼龍」や大阪カテドラル聖マリア大聖堂の壁画「栄光の聖母マリア」など、多くの作品を残しています。
1966年、自らのデザインによる堂本美術館を開館し、自作を展示する場としました。この美術館は、外観から内装に至るまで堂本自身が手掛け、その独創的なデザインは建築作品としても評価されています。1991年に美術館と所蔵作品は京都府に寄贈され、翌年、京都府立堂本印象美術館として再開館しました。
堂本印象の芸術は、伝統と革新を融合させた独自の表現であり、日本画の可能性を広げるとともに、現代美術にも多大な影響を与えました。その多彩な作品群は、現在も多くの人々に感動を与え続けています。
➡️井浦歳和・絵画、美術品取引の専門家
堂本印象
の作品を買取、査定致します。
是非 ご連絡下さい。
美術商として、毎月1000点以上の作品の取引に直接関わらせていただいております。
絵画、美術品取引の専門家として、皆様のお役に立てたら幸いです。
その他の絵画、美術品の事でもなんでもお気軽にご相談ください。
➡️お問い合わせ・ご連絡先
井浦携帯直通 090-2494-0390
メール roid1@me.com
井浦個人LINE あなたのアートのコンシェルジュとしてお気軽にご登録ください。
https://lin.ee/eTCfxLv
https://art-kaitori-iura.online/