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【瑛九】 版画 / リトグラフ 銅版画 査定 鑑定 買取 致します
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瑛九(EIKYU)
フォトデッサン、他各種版画
◎瑛九(EIKYU)の芸術
瑛九(えいきゅう、1911年4月28日 - 1960年3月10日)は、日本の画家、版画家、写真家であり、本名は杉田秀夫です。彼は前衛的な作品や抽象的な絵画で知られ、特にフォト・デッサンと呼ばれる独自の写真技法を開拓しました。
宮崎県宮崎市に生まれた瑛九は、家業の眼科医院を継ぐことができないほどの近視であったため、1925年に宮崎中学校を中退し上京しました。日本美術学校を卒業後、1934年に画家の山田光春と出会い、翌年には中央美術展に初入選しました。山田らとともに芸術家クラブ「ふるさと社」を結成し、外山卯三郎や長谷川三郎といった美術評論家や画家と親交を深めました。
宮崎県立美術館には瑛九のコレクションがあり、約1000点の作品を収蔵しています。また、埼玉県立近代美術館やうらわ美術館にも作品が所蔵されています。2016年には東京国立近代美術館で企画展「瑛九1935-1937 闇の中で『レアル』をさがす」が開催され、彼の初期作品や資料が展示されました。
◎瑛九(EIKYU)の多様なメディア
瑛九は多様な手法を用いて作品を制作し、その独自性が高く評価されています。
フォト・デッサン
瑛九の代表的な技法で、写真を用いず、デッサンに基づいた型紙を使って光を当てることで印画紙に像を焼き付ける技法です。これはフォトグラムと似ていますが、瑛九はこの手法を独自に発展させました。代表作には限定版の写真集『眠りの理由』(1936年刊行)があります。フォトモンタージュ
写真の断片を組み合わせるコラージュ技法を用い、現実の断片を再構成して独特の世界観を表現しました。これにより、シュルレアリスム的な作品を数多く生み出しました。抽象絵画
戦後の活動では、絵画においても抽象的な表現に取り組みました。鮮やかな色彩と大胆な形態が特徴で、特に縦長の大作《つばさ》などが知られています。版画(リトグラフ・銅版画)
瑛九は版画にも積極的に取り組み、特にリトグラフと銅版画を制作しました。これらの版画作品は、彼の絵画とはまた異なる洗練された表現で知られています。コラージュとデカルコマニー
戦後の一時期には、紙片を貼り合わせたコラージュや、インクを押し付けて偶然性を活かすデカルコマニー(転写)といった実験的な手法も取り入れました。エスペラント文学と視覚表現の融合
瑛九はエスペラント語にも精通しており、この言語と視覚芸術を融合させた作品も制作しました。彼のエスペラント活動は、表現の多様性と国際的な視野を広げる役割を果たしました。
これらの手法を駆使することで、瑛九は写真、絵画、版画の垣根を超えた独自の表現を生み出しました。その革新的なアプローチは、現代美術においても高い評価を受けています。
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