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第12回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査
今回は弊社独自で行っているリスモン調べ「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査を取り上げたいと思います♪
「リスモン調べ」とは、リスクモンスターが独自に調査するレポートのことです。「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでおります。
こんにちは、佐々木正人です。
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■ 調査の概要
1. 調査名称:第12回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査
2. 調査方法:インターネット調査
3. 調査エリア:全国
4. 期間:2022年5月11日(水)~5月12日(木)
5. 調査対象者:20~59歳の男女個人
6. 調査対象企業と選定方法:各業界の大手企業・組織200社を抽出
7. 有効回収数:サンプル
8. 回答者の属性
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1.調査結果
[1] ランキング結果
「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の1位は、「国家公務員」(回答率15.9%)でした。
次いで2位「地方公務員」(同14.4%)、3位「トヨタ自動車」(同10.5%)の順となり、以下4位「グーグル(Google)」(同6.9%)、5位「パナソニック」(同6.8%)、6位「アップル(Apple)」(同6.6%)、7位「ソニー」(同6.4%)、8位「任天堂」(同5.5%)、9位「サントリー」(同5.4%)と続いています。(図表A)
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第11 回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」(以下、前回)に引き続き公務員が1位と2位を独占しています。
前回の結果と比較したところ、ベスト20の約8割は前回調査から引き続きランクインしており、3位の「トヨタ自動車」は公務員を除いた事業会社のランキングとしては、10回連続1位と不動の人気を得ています。
前回調査からの順位変動としては、「三菱UFJ銀行」(同29位→12位)、「カルビー」(同29位→15位)、「日本航空(JAL)」(同29位→16位)、「武田薬品」(前回39位→今回20位)、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(同43位→24位)がランクアップしており、行動制限緩和や感染数減少に伴い業績回復が期待される企業が含まれています。
一方、前回ベスト20にランクインしていた「日本コカ・コーラ」(前回9位→今回41位)、「本田技研工業(ホンダ)」(同14位→41位)、「キリンビール」(同17位→37位)は、ベスト20圏外にランクダウンしています。
なお、ベスト100については図表Bにまとめています。(図表B)
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[2] 男女比較
結婚相手の勤務先として望む企業を男女別に集計したところ、男性が結婚相手の女性に望む勤務先の1位は「地方公務員」(回答率13.0%)でした。
次いで2位は「国家公務員」(同11.8%)、3位「トヨタ自動車」(同10.8%)、4位「ソニー」(同8.0%)、5位「グーグル(Google)」(同5.5%)となりました。14位「伊藤忠商事)」、15位「京セラ」、「ソニー・ミュージックエンタテインメント」は、いずれも前回のランク圏外からベスト20にランクインしており、大幅なランクアップとなりました。
女性が結婚相手の男性に望む勤務先の1位は「国家公務員」(回答率20.0%)、2位「地方公務員」(同15.8%)、3位「トヨタ自動車」(同10.3%)、4位「パナソニック」(同9.3%)、5位「アップル(Apple)」(同8.8%)と続いています。
男女別のランキングにおいて、上位8社中7社が共通しており、上位企業は性別を問わず人気を得ている様子が表れています。
また、1位、2位を占める「公務員」の合計回答率は、男性回答24.8%に対して女性回答35.8%と、女性からの人気が高い結果となりました。(図表C)
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また、「地方公務員」と「国家公務員」について、結婚したい職種を調査したところ、1位「国家公務員(その他行政職)」(回答率 9.5%)、2位「地方公務員(市役所勤務、その他行政職)」(同7.4%)、3位「国家公務員(中央省庁勤務)」(同5.8%)となりました。
前回と同様に市役所や県庁などの役所勤めの人気が高い結果となりました。(図表D)
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[3] 選択理由
選択した理由を自由回答で尋ねたところ、1位「国家公務員」、2位「地方公務員」では、「安定している」といった意見が大多数を占めました。
また、上位にランクインした企業では「大企業で経営が安定している」、「倒産することがなさそう」など事業の安定性を評価する声のほか、「グーグル(Google)」や「パナソニック」、「アップル(Apple)」では、「先進的な企業」、「グルーバルな事業展開」、「将来性がある」、「柔軟な働き方が可能」といった先進性や将来性、働きやすさを評価する回答を得られました。(図表E※一部抜粋)
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[4] 業種
結婚相手に勤めてほしい業種について集計したところ、1位「通信・情報(IT)」(回答率12.1%)、2位「専門サービス」(同10.0%)、3位「医療」(同9.3%)となりました。
1位の「通信・情報(IT)」は、最先端の技術力を有していることや、グローバルな事業展開が評価されており、「グーグル(Google)」、「アップル(Apple)」、「ソニー」などが上位にランクインしていることにもつながっていると考えられます。(図表F)
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[5] 重視するポイント
結婚相手の勤務先に対して重視するポイントは、男女、世代問わず「給与額」(回答率51.0%)が1位となり、2位「雇用形態」(同39.3%)、3位「土日休み、有給取得しやすい」(同38.3%)となりました。
前回に引き続き「給与額」が1位となっており、特に女性(同61.8%)は男性(同40.3%)よりも21.5ポイント高く、安定した生活を送るため、結婚相手の収入面を重視する傾向が表れています。
また、今回から重視するポイントの選択肢として加えた「土日休み、有給取得しやすい」においては、前回3位の「社員を大切にする」(同28.4%)を上回る順位となり、ワークライフバランスも同様に重視されていることがわかりました。(図表G)
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[6] 年収との比較
結婚相手に求める最低年収について調査したところ、「500万円以上」(回答率15.8%)が最も多く、2位「600万円以上」(同12.9%)、3位「400万円以上」(同9.3%)と続きました。
男女別では、男性において「年収は気にしない」(回答率46.8%)が約半数となり、結婚相手に対する年収条件を持っている人は、前回と同様に女性よりも少ない結果となりました。
一方で、女性においては、61.4%が結婚相手に年収500万円以上を求めており、男性よりも女性の方が結婚相手の年収に対するこだわりが強い傾向が表れています。 (図表H)
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2022年4月に実施した第1回「離婚したくなる夫・妻の仕事」の調査結果では、年収400万円~600万円の層であっても、各世代でパートナーの給与に不満を抱えている結果でした。
結婚相手に求める最低年収は、あくまで最低限許容できる年収であって、実際に結婚相手がその年収を得ていたとしても、満足するのに十分な額とは言い切れないようです。(図表I)
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2.総評
第12回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」では、前回調査に続き公務員が1位、2位となりました。依然として不安定な経済環境が続く中、雇用や収入が「安定」しているイメージの強い公務員に人気が集中している傾向が続いています。
上位ランク企業の選択理由として「安定性」を評価する声が多く、結婚相手の勤務先に最も重視するポイントにおいて「給与額」が突出していることからも、「十分な給与を得て安定した生活を送ることができ、倒産の心配がない企業」に勤める人と結婚したいと考えている様子がうかがえます。
また、「グーグル(Google)」、「アップル(Apple)」、「ソニー」が安定して上位にランクインしている点については、「先進性」や「将来性」、「グローバル性」が評価されている点も大きな評価要素と言えます。
一方で、前回の調査でランク外に転落していた「日本航空(JAL)」や「東日本旅客鉄道(JR東日本)」が今回大幅にランクアップしており、脱マスクや行動制限の緩和が進む中、コロナ禍の影響を大きく受けていた企業に対して、人気回復の兆しも見られます。
今回の調査においては、ランキング上位企業に見られる「安定性」や「先進性」、「将来性」のほかに、「余暇や休暇の取り方」といったワークライフバランスを重視する声も表れています。
企業にとってこれらの要素をすべて備えることは容易なことでは無いですが、いくつかの要素を備えること、またはそれを目指すことは可能でしょう。
少しでも多くの企業が「この企業に勤める人と結婚したい」と思われるような魅力のある企業となることを期待したいですね。
本日の内容は以上になります。
次回もお楽しみに!では!
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