(キャリア)女子は使い分けろ!ビジネスと建前
おはようございます!
今日はワーママ歴10年、育児歴15年として、けっこう新卒からガチで大企業群で働いてきました。
「ビジネス女子」がどうふるまうと、ものごとがうまくすすむのか?について考えたいと思います。
「ビジネス」と「建前」
私が考える、人が行動する上の「モード(ペルソナ)」カテゴリは3つ。
「ビジネス」「建前」と「本音」です。
特に大企業において、特に女子には「本音」はあり得ません。
プロとしての「ビジネス」か、「建前」だけです。
ポイントは、「建前」においては、「本音」ぎりぎりのところを責めること。
なぜかというと、繕いすぎて一貫性がないと、一気に人の信頼性を失うからです。
職場の人と仲良くなる必要はないので、「本音」を見せる必要はありません。
数々の失敗体験を経て思うこととして、「本音」モードは、友人たちとの余暇時間だけに、とっておきましょう!
「ビジネス」というモード
これは、プロとして顧客に接したり、仕事を片付けたりする際の「モード」の話です。これの切り替えを甘くしたり、ここで手を抜いたり、対応を誤ると、周囲の信頼関係が一気に崩れますので、女であるということや人間であることすら一旦忘れて、「プロ」として対応します。
何か依頼されたら、期待値の110ー120%くらいで返す(必須)
まずはこちらから、追加で貢献する(できる範囲で)
疑問や気づいていなさそうなポイントを言う(できる範囲で)
など、プロとして活躍するための最低限を実行する必要があると思います。
具体的には、
「この書類作っておいて、1週間後」
と言われたら、
即座に「内容の期待値」について上司に確認し、
翌日など早めにドラフトを見せて方向性を確認し、
4日ほどで完成の上すべての作業をそつなく終わらせ、
さらに頼まれていないけど追加で修正しておき、それはあえて言わないでおく
期待値を上回る仕事をし続けることで、ファンが増えますし、上司も「期待以上」の部分について、しっかり見ています。
「このエリアはこの人に聞け」というレベルにまで、特定分野で専門性を高めると、さらにプロとして箔がつきます。
もちろん、失敗してしまったら一生懸命リカバリーします。
その意味では、本来の人格である「本音」モードではないので、いくら批判されても痛くもかゆくもありません。プロのペルソナをどう育てるかだけ考えて行動すればよいのです。
「建前」というモード
その上で、「建前」というモードも必要です。
女子なので、
笑顔
悪口や愚痴を言わない、明るさ
当たり障りのない会話(冗談必須)と気遣い
を、「プロ」モード以外のときは使います。
とにかく、女子は、浮かない程度に明るくふるまうことが大事です。
これはどこをとっても、私の「素」ではないのですが、この「建前モード」がどういう人かによって話しかけやすさ、社内ネットワークのしやすさが変わります。
女性である以上、態度が暗いことのメリットは、男性以上に、何もありません。
ちなみに、私の「素」はとてもネガティブで暗いため、本音を見せると変な目で見られてしまうせいかもしれません。
「ビジネス」と「建前」モードの使い分け
個人的にいろいろな職場の女性を見て思うのは、この2つを混在させたり、素を出し過ぎてしまうと、様々な弊害があるということです。
まず、この2つを混在させると、プロとして甘く見られる。アウトプットが低いからです。
プロの仕事をするのであれば、男性同等ではなく、男性以上のアウトプットをまずは出さないといけません。
また、素を出し過ぎると、うっかり変なことを口走ったり、悪口などを言うことで自分にそれが返ってくる(ほかの人から悪口を言われる)という悪循環になります。
自己開示をどれだけするか、というのは個人の判断ですが、わたしは子供の有無、週末の過ごし方、趣味など、最低限の開示を心がけており、自分からは決して話しません。
別に、職場の人もそこまで興味がないですし、「プロ」モードにおいて、この情報は何の役にも立たないからです。
いつでもこの2つのモードをスイッチできるように、しかも、瞬時に切り替えられるようにしておきましょう!
その方がワーママである場合には早く仕事が終わります。
「建前」は最低限でOKです。職場の人とは親しくならなくても、本当に全く問題ありません。
どうしても職場で「本音」で関わりたい
「建前」と「本音」のスレスレを行くのはそこそこ難しい。
どうしても「素」を出したい。
私はその欲求はありませんが、おそらく飲み会など会社以外の場で話すことになると思います。そこでも、あくまで仕事ですので、「建前/本音」であることを気を付けること。
本当に仕事ができないとか、パワハラな人がいたら、その人ではなく別の人(上司か上司のひとつ上)に言うか、正式なチャネルで社内通報します。
会社で働くうえではだれもが社畜ですので、株主やステークホルダーをいかに満足させるかが重要であるという目的を忘れてはなりません。
別にわたしがいなくても会社は確実に存続しますので、プロとして甘えず行動する、というのが結局は大事なのかな〜と思ったりします。
まとめ
女性であるからには、「名誉男性(男性っぽい女性)」を選ぶのか、女子らしい女性を選ぶのか、個々人の戦略があるかと思いますし、あって良いと思います。
一方で、私の経験から、「ビジネス」と「建前」をうまく使い、自分のペルソナを確立することで、よりうまくキャリアをコントロールできるようになる気がします。
「私はプロである」という意識を持つこと、「建前」をわきまえて使うこと、職場で本音は明かさないこと。
この3つを押さえておくと、うまくいくと思います。
特に、人の悪口を言わないようにし、ネコ動画でも見て癒されましょう。
少しでも参考になれば幸いです!
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