楽譜ありきの音楽教育は限界
最近、YouTube番組や雑誌取材を受けることが増えてきて、音大時代の話しをすることがあります。
自分も卒業しているわけだし、決して音大を否定してはいませんが、
卒業した後の身の振り方までは教えないのが音大の通常です。
それは、カリキュラム内容、及び卒業後の学生に対しては、少々『親切ではないな』と感じます。
授業内容自体はもちろん面白いものもありましたが、一人のプレイヤーとしては、あまりにも現場では使えない。
特に、
『楽譜が無いと何も弾けない』問題。
講師など、教えるというビジネスモデルに対しても、全くサポート無しの野放しで、卒業したら勝手にやってね、というのが私の時代の音大の現実でした。
もちろん、今はもっと進化したかもしれませんが、《演奏するスキル》と、《教えるというスキル》は全く別物です。
自分がやってきたそのまま伝えたところで、通じないのが当たり前なのです。
子供だったり大人だったり、様々ですが、うちのアカデミーは本当に変わっていて、初めて教えたのは、67歳の社長さんでした。
元から頭の良い方でしたが、覚えも尋常ではないくらいの早さ。
簡単な楽譜ならあっという間に読めるようになり、片方ずつなら指もよく動きます。
片方ずつなら…ね…
両手だと弾けない!
何でだ!
喫茶店で、67歳社長を納得させる時間がセットのレッスンとなりました。
つまり、これも相手をどれだけ納得させるかの『言語』と『コミュニケーション』が必要です。
《説得》ではなく《納得》
後に、トータルで数百名の経営者に関わることになろうとは…
67歳の一人の社長さんから始まりましたが、教えるという難しさと面白さ、味わい深さを知りました。
そもそも、音大に入学する前から、多くの同級生は『楽譜ありき』だったな、そういえば!
ということは、
習っていた先生が、そもそも『楽譜ありき』の音楽教育を受けてきて、
それ以外を知らなかった、ということになります。
2021年、教材も教え方も、進化していいと思いますけど、いかがでしょうか?
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