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まだ就活をしているあなたと、かつて就活をしていたあなたへ 【序】
劇団の年下の同期が「就活をする」と言った。
わたしは今、いわゆる「役者の卵」的な状態。だがかつて、たいへん真剣に就活をしていた。それでまあ、なかなか紆余曲折な就活というか就職というかをすることになった。
ラインナップとしては、簡単にまとめると以下のようになる笑。
大学3年の夏からテレビ局を目指した就活からはじまり、血迷ってエージェントに仲介を頼むも内定辞退、大学4年次の就活、就活浪人、エンタメ系への志望変更、そのタイミングでのコロナ。その後、音楽事務所での就業、職業訓練校、紹介で入った友人の働くベンチャー、パワハラ、退職、そして再就職…。
我ながら普通に引く。でもだからこそ、わたしの話はそれなりに、自分より若い人たちが就活とか仕事とかを考えるのに役に立つかもしれないと思う。
いわゆる就活のノウハウを発信しているビジネスマンの方って正直、「できる人」だと思う。あの頃を思い出すと正直どの話もわたしにはピンと来ていなかった。
今もまだ就活をしているあなたはきっと、なかなか行き詰まっている方なのだろう。私はまさにそうだった。マジで辛かった。でも今もなんとか生きているし、あの頃よりずっと幸せだ。
だから安心して欲しいと思いながら、どんな就活論よりもカッコ悪くて泥臭くて人間味のあるわたしの話を気休めにでもして欲しい。
そう思って、これからできれば毎日、どうして真剣に会社に就職しようとしていた人間が役者なんかになったのか、書いてみようと思う。
話すと結構長くて、聞くには辛い気がしていたので、文章なら気になるところだけかいつまんで読めるだろうし。
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これはもしかして、就職したけれど死んだ魚の目で毎日生きている誰かにも少しだけ役に立つかもしれない。わたしの友人は、わたしの話を聞くと勇気が出るとよく言ってくれるから。
就活のアドバイスくらい多分大学の相談センターの人より上手にできるけど、結局は仕事ってなんだろうとかそういうことをここで、考えていけたらいいなって思っています。
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