手紙を書き続ける
あるひとりの友人との手紙のやりとりを、今日まで続けています。
切手を貼ってポストに出す時もあれば、直接会って手渡しをする時も。
その友人とは高校からの付き合いで、授業中にノートの切れ端にメッセージを書いては、ぽいっと机に投げていました。
なにしろ席が前後だったので、先生が黒板に板書している隙を狙えば容易く届けることができました(笑)。
無機質な封筒だったり、可愛らしい花模様の封筒だったり。
どんなデザインの封筒で届けられるのかも楽しみのひとつです。
「手紙」って、すごく心が癒されます。
その人自身の筆跡の重みや、時間を割いてまで自分のことを考えて書いてくれること、そして口には出しにくい本音や弱音がぽろっと書かれている箇所も、すべてが愛おしく感じます。
私自身もあまりおしゃべりが得意な方ではないので、文字にした方がたくさん書けてしまいます。そのせいで話があっちに行ったりこっちに行ったりしてしまいますが…
幼稚園の頃には幼いながらも友達と頻繁に手紙のやりとりをし、
小学生では6人で交換日記をまわし、
だけど中学生では一度落ち着き、
高校生ではメモ手紙が普及し、
それからは定期的な手紙のやりとりが始まる。
過去を振り返ると、意外と「自分の思いを書くこと」をたくさんしてきたんだな、と改めて感じます。
最近では手紙だけではなく、誰かにギフトを贈る時にも一言でいいからメッセージを添えるように。
ちょっとした感謝の気持ちを文字に起こしたりも。
「手紙を書く」ことは今後も続けていくんだろうな、となんとなく感じています。