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よみかき計算。計算だけ異質です
ありがたいことに、多くの親御さんから日々計算・算数に関するご相談をいただきます。
当塾は目白という教育に関心が高い地域にあるため、小学受験・中学受験を念頭にした方が多く通ってくださっています。
そのため特に算数において「計算が重要」ということは多くの親御さんが様々な情報に触れご理解されていると感じています。
中でも体験レッスンにお越しいただいた際には、お子様の年齢問わず
『算数を好きになってほしいです!』
と考えていらっしゃる親御さんからご相談やご質問をいただきます。
特に4歳、5歳の親御さんから
『家で教えようと思っても全然やりたがりません。ついイライラしてしまいます…。』
『私の教え方が下手だからかな。うちの子、やってくれません』
『集中力が全然続かなくて5問解くのも一苦労です』
困った表情でお話してくださいます。
ご家庭ごとに状況も変わると思いますが、これは親御さんの教え方が悪いということではありません。
しかし、
なぜお子様がやりたがらないのかについては明確な理由があります。
今回は理由を 計算が持つ性質 からお伝えしていきます。
ここを理解しておくだけで、なかなか自宅で算数をやってくれないと悩まれている親御さんにとって少しでも気持ちが軽くなれば良いなと思っています。
よみかき計算の基礎学力の中で、
計算(算数)だけは習得過程がよみかき(国語)とは異なります。
計算(算数)は、よみかき(国語)の習得と同じように、数字を読み書きしていれば、自然に暗算や筆算のような計算ができるものではありません。
計算は数の規則(+-の記号や意味)や計算の仕組み(解き方の手法)を知らなければ解けるようにはならないのです。
その仕組みをお子様が理解した上で、繰り返し解き定着させなければ計算力は身につかないものです。
こういったルール(条件)があるため、
読む→繰り返すことで覚えていく
書く→繰り返すことで覚えていく
とシンプルな読み書きとは反対に---
計算だけは
「繰り返すために必要な基礎を身につけて」から、何回も繰り返す必要性があります。
…ちょっとわかりにくい日本語になったので言い換えると、
「計算の仕組みをわかっていないと繰り返すことができないし、わからない状態やなんとなくわかっている状態で繰り返してしまうと確実に嫌いになる=なかなか身につかない」というよみかき計算の中で計算は異質なものです。
しかし4-6歳のお子様にとって、つまらなければやりたくないと騒ぎだしますし、つまらなければ繰り返せないのは当たり前のことなのも身をもって日々体験されている親御さんが多いかと思います。
私も毎日、4歳―6歳の数多くのお子さまと一緒に計算の授業をしているので親御さんとは全く同じではないですが、一度やりたくなくなってしまったお子様を、またやる方向に戻す大変さは一苦労です。
それでも毎日4-6歳のお子様と一緒に計算・算数に向き合う中で計算力を習得するためには「学習方法」が1番大事なのではないかという答えにたどり着きました。
それは特別な教え方が必要というような意味ではありません。
お子様が算数や計算が持つおもしろさに気づけるようにサポートするという意味です。
具体的に何をしていくかをまたブログでお伝えしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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