絶版になった本を読みたい!奮闘記
息子がくもんの国語で出会った本の続きがよみたいと言う。
私は自分が読書好きなだけに、こういう時の動きは迷いがない。
が、今回は勝手が違った。
書店にも図書館にも置いてなかった。出版社に問い合わせても絶版なので取り寄せられないと言われたのだ。
読みたい本が絶版で読めない。
私にとっても人生初めての経験だ。
今までは「あるもの」の中から選んできたんだろう。
古本で購入するという選択肢もあったが、くもんの国語プリントで知った本(そして出版社はくもん出版)というのもあり、くもんの先生にまず相談してみた。
※息子がくもんの国語で知った本を1日で読み切ったという嬉しい報告を共有したかったのもあり。
先生はとても喜んでくれ、うちの教室には置いてないけれど、他の教室の先生に聞いてみると言ってくれた。
なんかちょっとコトが大きくなったことにドキドキしたが、何度も御礼をお伝えしつつお言葉に甘えて待ったところ、お持ちの教室が見つかり、貸し出すために送ってくださるとのこと。
無事息子が受け取った後、先生からメッセージをいただいた。
「渡した時、すごく嬉しそうな顔をしていて
こちらまで嬉しくなりました☺️」
息子の「続きが読みたい!」気持ちが嬉しくて、何人もの大人が動いてくれた。
絶版にはなってなかった1巻を速攻購入し、絶版になっていたその他数冊を教室経由で貸し出してもらったこの1週間のうちの動き。
息子は何か感じただろうか。
私は今後もこの本を見るたびに今回のことを思い出すだろう。
息子の輝く顔が見たくて、奔走したこの数日間を。