【看護師を目指したきっかけ②】病室で祖父と起こしたプチ事件
小学校3年生、
癌で入院する祖父の影響で
"看護師"という存在を
意識するようになったおはなし。
弱っていく祖父
初めてひとりで病室を訪れたわたし。
久しぶりに一対一で向き合った祖父は、
いつもみんなでお見舞いに行くときとは
少し違って見えました。
———
(ひとりで来てしまったけど、怒られないかなぁ。)
(あれ?そんなことより、おじいちゃんって
こんなに弱々しかったっけ??)
血管の浮き出た細い腕に点滴針を刺している
祖父は、ベットのすぐそばにある椅子に座って
い