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モンスターズ・イン・パラダイスの風景
拙著『モンスターズ・イン・パラダイス』(全3巻)は1920年代アメリカ風の異世界を舞台にしたファンタジーです。風俗や社会状況などもその頃のアメリカを準拠としています。私たちの世界と違うのは、この世界には『神話的人類』と呼ばれるさまざまなモンスターたちがいて、町中で人間と一緒に暮らしているということ。
主人公ジョエルは新米捜査官。着任早々ヴァムピールの捜査官カート・V・ウェステンラとバディを組むこと
『フーバニア国異聞』の風景。
拙著《フーバニア国異聞 水の国の賢者と鉄の国の探索者》は異世界ファンタジーです。舞台は架空世界の国、カリカテリア連合王国とフーバニア国。架空ではありますが、モデルとなっている国と地域があります。カリカテリアは「連合王国」と付いていることからすぐ英国がモデルだと分かりますよね。問題はフーバニアの方。アイルランドではないか、というご指摘を受けたことがありますが、実は違います。
フーバニアのモデルは、
《ミレニアムの翼》地理コネタ。
Googleマップ http://bit.ly/1iEK5AZ
架空世界の物語であっても、場所にモデルがある場合もあります。
この地名「モントローズ」は《ミレニアムの翼》の主人公サイラス・ハーフナイトとゆかりのある土地に相応しい地名を探していたとき、たまたま見つけたもの。あまりにぴったりだったので使うしかないと思いました。そういう経緯で彼らの行先は「モントローズ」に決定したのです。おおまかには
作中作《レ・ボーの白い薔薇》のビュー。
” そう、あれがペネロピ・モンゴメリの――トッド・バーナックルのロマンス小説第一作だった。
十五年前、《レ・ボーの白い薔薇》を書いたときのことを思い出す。売れなかった駆け出し時代、エージェントに薦められて生活資金を稼ぐために書いたのだ。ロマンス小説の作者は女性の方がいいだろうということで、ペンネームは適当にそれらしいのをでっち上げた。ペネロピ・モンゴメリ。そこはかとなくロマンチックな響きじゃない
『竜の夢見る街で』の風景。
拙著『竜の夢見る街で』は現代ロンドンを舞台にしたローファンタジーです。文字通り、夢見るドラゴンが出てきます。主人公たちは3巻でロンドンを離れて冒険の旅に出ますが、ほとんどのシーンは大ロンドン内。冒頭のシーンは観光客のメッカ、ケンジントン公園です。
Googleマップhttps://www.google.co.jp/maps/place/Peter+Pan+Statue/@51.508657,-0
『竜の夢見る街で』の風景2。
また『竜の夢見る街で』1巻から抜粋。後半はネタバレの危険があるのでどうしても前半からの抜粋が多くなりますね(^^;)
この作品は現代ロンドンが舞台なので現実に存在する場所や店に行ったりします。ロンドンのリージェント・ストリートのアップルストアもそのひとつ。この作品を書いたのは2008年頃で、アップルストアはまだちょっと物珍しい存在でした。この頃売られていたMacBookには「プロ」とそうでないた