皇帝陛下とお毒味役の異世界漫遊グルメ旅、のメニュー表

皇帝陛下とお毒味役の異世界漫遊グルメ旅、WEB小説ウィングスで連載中です。 1〜6話は電子文庫1巻に収録。ウェブ版では1話と最新話がいつでも読めます。 https://www.shinshokan.com/nwings/comic/title07.html 毎回いろいろ食べるのでメニュー表を作ってみました。 第一話「シェパーズパイとパニス」で二人が食べたメニュー。 1話めはこれくらい。恐ろしいことにだんだん増えるんですよね……今までで一番多かったのは宴会があった第5話。

クリエイターズラジオに出演したよ

ついにYouTubeでびゅ〜 新書館さんのクリエイターズラジオにおよばれしてきました。 こちらがアーカイブ 新刊の宣伝ということだったんだけど、結局創作の話がメインになって新刊「皇帝陛下とお毒味役の異世界漫遊グルメ旅」の宣伝は最後の方に……一緒に出演した担当さんがときどき宣伝にひっぱりもどそうとしていた。 中盤で企画書とかプロットとかキャラシートとかが出るので、創作ハウツーに興味のあるかたはどうぞ。34分くらいから。 企画書はあまり書く人がいないような気もするけど、自分に

小説の食べ物描写。

グルメファンタジーの連載を始めるとき、知人に「マンガのグルメものは読んでるけど、文章で食べ物の描写ってあんまりピンとこない」と言われました。 それで食べ物描写には力を入れよう！　と……思ったのです。 以下は「皇帝陛下とお毒味役の異世界漫遊グルメ旅」1〜7話から切り出した食べ物描写です。 編集部がつけたアオリは「読めば必ずお腹が空く！」 ”飴色に焼けた皮が皿の上でチリチリとかすかな音を立てた。皮の脂でフライ状態になり、表面は小さな気泡で覆われている。フォークの背で押さえるとパ

明けましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

全然更新できないまま年が明けてしまいました…… 本年ものんびりやっていこうと思います。二月からWEB小説ウィングスで連載が始まります。今までといろいろ勝手が違うので試行錯誤中ですが、今までと違うことができるかもしれないという期待も。 二月十日更新のウェブ連載１回目は「トロイ とイーライ」シリーズの続きが載ります。小説ウィングス21年夏号に掲載された「トロイ とイーライ　八月の来訪者」の続きの話になります。「トロイ とイーライ」の第一話前半はプレ版のWEB小説ウィングスで

〈同盟〉ってなんだ。

『霧の日にはラノンが視える』シリーズには〈同盟〉というのがしばしば登場します。ほぼ〈同盟〉が舞台になっていると言ってもいいくらいです。いったい何なの？　と思いますよね。この項ではラノンシリーズの〈同盟〉についてお話しします。 「霧の日にはラノンが視える」は妖精世界ラノンからロンドンに追放された妖精たちの物語です。 かつてラノンからロンドンに追放された妖精たちは互いに殺し合っていました。この世界には魔法の触媒である〈妖素〉がなく、魔法を遣うためにはラノンから来た者の体内にあ

VG+ 1周年特別企画

VG+ 1周年特別企画 スペシャルインタビュー「私とＳＦ」に私もお答えしています(^_^)v 酉島伝法さん、尾崎英二郎さん、ピーター・トライアスさんという超豪華な顔ぶれです。たいへん読みごたえのある内容になっておりますので是非どうぞ。懐かしのテレビ番組にも言及しております……

明けましておめでとうございます(^_^)v　本年もよろしくお願い致します。

『霧の日にはラノンが視える』電子版。

本日『霧の日にはラノンが視える』３，４巻の電子配信スタートしました！ 大変長らくお待たせしておりましたが、これで全巻電子版が揃いました。 異世界ラノンからこの世界に墜とされ、魔法のないロンドンで懸命に生きてきた《妖精》たち。彼らを最大の試練が襲います。 その闘いは《世界》そのものを揺るがしかねないものとなっていき……シリーズ完結です。 3巻は本編『ミソサザイの歌』と、ジャックとカディルがこの世界に墜とされて間も無い頃をレノックスに語る話『この街にて』を収録。 4巻にはシ

《霧の日にはラノンが視える》電子版

13年前に完結した《霧の日にはラノンが視える》の電子配信が始まりました。１，２巻が11月1日から。３，４巻も作業が進んでいますので、近々にお報せできると思います。 現代ロンドンを舞台にしたネオ・フェアリーテイル。妖精郷《ラノン》から追放された妖精たちが魔法の無いこの世界で生きていく物語です。 1巻は投稿作で無印。独立した話として読めます。 1巻には表題作の他に書き下ろし中編《晴れた日は魔法日和》を収録。 ２巻にはレノックス主役の《妖精たちの午後》、ネッシーことアグネ

『霧の日にはラノンが視える』ＳＳ

ピクシブに『霧の日にはラノンが視える』の番外ＳＳをアップしました。 小説ウィングス100号にラノン番外編《真夏の夜の夢》が掲載された記念に書いたものです(^_^)v ラムジー、ジャック、レノックスの日常のほんの一コマ。ほのぼのした会話をお楽しみ下さい。

霧の日にはラノンが視える　真夏の夜の夢

本日発売の小説ウィングス100号＆30周年記念号に「霧の日にはラノンが視える　真夏の夜の夢」を寄稿させて頂きました。13年ぶりの番外編です。 「霧の日にはラノンが視える」は2002年から2005年にかけて連載され、全四巻で完結しています。今回の番外編は本編エンド数年後の後日談。妖精郷ラノンからロンドンに追放された妖精たちが魔法の無い世界で生きていく物語です。 ラノンの《妖精》たちは《フェアリー》です。フェアリーというと、蝶のはねのある小妖精のように思われるかも知れませんが