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それから記憶のミルフィーユ

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どうしたって語りすぎる、大好きな食べ物の話をするエッセイ集です。
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きらきらした金柑の宝石

我が家の庭には金柑がなるのだけど、昨年は特によくとれて、とても食べきれないので蜂蜜とか氷…

konuri
5年前
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だいたいあんことチョコレート

つかれきってべこべこに凹んでいたら、カバンの底からお客さんにもらったチョコレートが出てき…

konuri
5年前
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逃れがたい無花果フリーク

私は、果物を材料に使ったごはんをこよなく愛している。 酢豚のパイナップルが許せないとか、…

konuri
5年前
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夢見心地のバナナシェイク

梅酒でほろ酔いになった後、バナナと蜂蜜と牛乳をミキサーでガーしてバナナシェイクを作った。…

konuri
5年前
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焼きたてのパンの姿は消える

焼きたてのパンを食べた。 パン屋さんで並んでいる「焼きたて」の札もめちゃくちゃ光り輝いて…

konuri
5年前
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茎めかぶ、素晴らしき食べ物

コンビニに売られている茎のもの、見つけるとついつい買ってしまう。 と言っても茎わかめ以外…

konuri
5年前
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夏の終わりの冬瓜スープ

9月が始まり、まだ暑いとはいえ、日が落ちると虫が鳴き、長かった夜も涼しい風が吹くようになった。 夏の盛りの食べ物はたくさん思いつくし、秋の味覚もたくさん思い出すけれど、夏の終わりを感じさせる食べ物は少ない。 先日、冬瓜と鶏のスープを食べた。 私はこれが大好きなのだが、まだ暑い盛り、とろりとつややかにお皿に浮かぶ冬瓜を見て、「ヤッター冬瓜だー!もうこんな季節なんだね」母に呼び掛けて既視感。 毎年これをやっているような気がする。 これは私の持論だが、冬瓜のスープは鶏に限る。

真夜中のパンの誘惑

夜中に食べるものは何でも美味しいと思うが、中でもパンは格別だ。 私の最寄駅にはパン屋さん…

konuri
5年前
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